七十二候第三十三候、「小暑」の末候【鷹乃学習】(たかすなわちわざをならう)今年生まれてひと月ほど経ったタカの幼鳥が、飛ぶことを覚える時季という意味である。
鷹ではないが、ウォーキング中通過するバロー城山店に巣を掛けたツバメが2度目の産卵をし、孵化した雛がようやく巣立とうとしている。
ツバメの場合、卵から雛が生まれて巣を離れるまでの期間は大体20日程度。ただ巣立ちをしてもしばらくは飛行もおぼつかないので親から餌をもらうことになるようだ。電線など安全な場所に止まりながら、その様子を見て学び、子も餌の捕り方を覚えていくという。
そして巣を離れた雛鳥が自力で餌を捕れるようになるまでの期間は大体2週間程度という。なので実質的に自立という意味での巣立ちならば約1カ月ちょっとかかるということになるようだ。
バローの広い駐車場の上空で巣立ったツバメたちが飛行訓練をしているのをよく見かけるし、電線に一列になって停まっているのも見かけるが、いつの間にかいなくなり、南に渡っていくのだろう。
先日、NHKの「さわやか自然百景」で「大分 国東半島の里山」を放映していたが、その中で、サシバの巣立ちの場面を捉えていた。

これは、オオタカの巣立ちの場面である。