Photoshopで明るくしたり、色味をいじったり、トリミングで落ち着く構図をさぐったりしたもの
世の中に釣りキチ、釣りフリークはたくさんいる。
最近、ブログ訪問者の数がなぜか増えてきているけど、この中にも、そんな方がおられるかと思う。
先日も、あるお客さんから山のことばかりでなく、海のことも3回に一度ぐらい書いて、といわれたばかり。
一度釣りにハマってしまうと、なにかもが釣り一色で、頭の中に大きな魚がいつも泳いでいる状態となる。仕事はもちろん一生懸命やるのだが、心はつねに週末の釣りにあり、どこかで「魚」とか「釣り」なんて単語をちらっとでも聞こうものなら、体がすぐ反応し、耳をそばだてるほど。ホントです。
私の場合も20年以上そんな状態が続いた。釣り関連の本はそうざらいし、一杯飲んで帰宅しても、寝る前には必ず釣り本を手にあれこれと夢想していた。
釣り師は、目標の大魚がなかなか釣れないし、もし釣れても次々と新しいターゲットがでてくるし、魚の生態は分からないしで、いつまでも終わりがないのである。
こんな状態を私は「釣りたい病」とよんでいる。これにかかるとまず治らない。一生ものだ。これを治すにはなにか大きなきっかけがあるとか、目標としたターゲットを全部釣り上げてしまうとかしないとダメかも。
そんなだから、釣りキチには森の話はあまり面白くないかもしれない。もし釣りキチが読まれているのでしたら、以前スズキマリンのHPに連載した「ゆうゆうボート釣り」というコラムがまだ残っているので、そちらを読んでがまんしてほしい。
「釣りたい病」だけではない。世の中の趣味とよばれるものはみな同じような構図をもっていて、たとえば「撮りたい病」なんてのもありそうだ。
バードウォッチングが好きな人で、写真を撮るのを趣味としている人は大勢いて、ときどきHPをのぞくのだが、オオタカを撮ったら次はハヤブサ、その次はクマタカというようにこれも果てしなく続いていくようだ。
私も野生動物を撮りたい病にかかってはいるが、あくまで目標は生態のよく表われた写真で、こっちに重きがある。これの方がより深い病かもしれないが・・・。
写真はたった一点まともなのが撮れた、樹液を飲むリス。明るくしたり、シャープネスをかけたりといじくって、落ち着く構図にトリミングしてみた。
D70は630万画素しかなく、いまとなったらコンパクトカメラより解像度が低いレベル。拡大トリミングすると大きなサイズにプリントできないから、せめて1000万画素ぐらいのカメラがほしいところ。
誰か買ってくれ〜。

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