キツツキの巣はもっときれいな正円の穴のものが多い。穴も大きいしひょっとして、ムササビ?とも思ったが、でもやっぱキツツキだろうな
昨日、チャーター船で沖へ出てあるメーカーの実験をやったが、たとえお手伝いといえども調べたり検証するというようなことは私の肌に合っていて楽しい仕事だと思った。
で、それが早々と終了したのでそのまま今度は自分の趣味であるの動物探索のため林道へ行ってきた。
それに金曜日だし、土日のハイカーをさけられるのもあった。
もう一つ期待したのが、雪が残っていること。しかし、先日の雪のときは沖から見上げる山は真っ白で、この日も林道には白いところがポツポツあったのに、行ってみればほとんど解けていてがっかり。
道路脇に残った雪面に、リスやテンの足跡を探してみたけど、判別つかない溶けかかった穴ばかり。しかし、意外や人やイヌの足跡の多いこと。
それと、前回イノシシの痕跡が少ないと書いたけど、イノシシらしいのもたくさんみかけた。
それに、ある林道のカーブ、海側の急傾斜の檜林にさしかかったとき、中で何者かが慌てて逃げ下るでかい音がした。たぶん林道を渡ろうと登ってきて、私とはちあわせしたのだろう。
テンやハクビシンかとも考えたが、あまりに音がでかい。イノシシでなかったら大型のイヌだろうが、すぐに気配を消したから、まずイノシシと考えるのが妥当だ。というわけで、前回のイノシシがいないというのは訂正します。
話は変わるが、先週の土曜日、キカラスウリを見つけた日の夕方、霊長類学者である福田史夫さんと駅前で飲んだ。
そして、野生動物探検隊の隊長になってもらうことを強引に依頼した。前回もそうだったが、福田さんと飲むと色々聞きたいことがあるのに、あとで何をしゃべったか覚えてない状態となるから困る。
でも、たしかに隊長就任を受諾してくださったように思う。
福田さんはHPを見れば分かるが、専門とするサルは別にしても、多くの野生動物を観察し、写真にもおさめられている。これほど森へ入り、野生動物全般に目を向けている学者は日本でもまれだろう。
現在の主なフィールドは丹沢のようだが、ときには学生時代に駆け回った湯河原の森へも出没する。
先日も湯河原のある神社でムササビの巣やハクビシンの巣穴らしきものを発見し、写真をHPにアップされている。
隊長が決まり、竹蔵が隊員である。また、takaとご主人の鈴木さんが先日たずねてくれ、takaは隊員になると言ってくれた。鈴木さんもプロの植物カメラマンで一昨年朝日新聞に季節の花の写真を連載されたいたし、単行本もだされていて、頻繁に森へ入っている人。しかも同い年。植物やカメラの知識が豊富そうだから、強引に隊員になってもらおうと思う。
植物は動物の餌になるから、植物から動物をみる目も必要なのだ。それに、ときに鳥にもレンズを向けられるそうだから、案外同志ではなかろうか。
ただ住所が東京で、遠いから一緒に探索する機会が少ないかもしれない。
ハイジちゃんは写真撮影は好きだけど、動物はどうなんだろ。考えてみれば、たまの休みに家族をほうって森へ行くなんて、よほどヒマがある人や変人にしかできないね。
そんなわけで、一人でわめいていたのだが、ともあれ形になりつつある。
名前も「野生動物探検隊(KNー湯河原・真鶴) ○○○」 までは考えたのだが、肝心の隊の名称○○○が出てこない。(KNは船に表記される県名で、静岡県ならSO。どこをメインのフィールドにしているかあきらかにするため)。
探検隊員募集とともに、探検隊の名称も募集します(例ーエビフライ)。
活動内容は、下記の箇条書きのようなもの。
福田さんが「日本の野生動物はサル以外研究が遅れていて、5年も本気でやればドクターがとれる」といわれたぐらい野生動物の研究はまずしい。
特に生態はフィールドワークが必要なので学者にとって労多くしてみかえりが少ないもの。だからこそシロウトでも発見につぐ発見があると思う。ともかく新しいことを発見するのはほんとに面白い。
★行動をさぐる
一例・餌を調べる
糞を拾い、内容物を分析し、季節ごと何を餌にしているかを知り、行動パターンを調べる。
★記録する
一例・動物の生態を撮影・記録し、身近な場所で発表する。

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