先日、久しぶりにネットサーフし、リスやアカネズミがエビフライを食べる写真を探してみたが、やはりどこにもなかった。
それどころか、ヤフーで「アカネズミのエビフライ」で検索したら、なんとこのブログがトップに表示され、びっくりした(今日確認したら消えていたが)。
ヤフーで約1000件、グーグルでは一件もヒットしないのである。
身近な自然を観察する人があまりに少ないためだろうね。
そんな中、岐阜の人のページに、公園で野生のリスを発見したと写真入りで紹介していて、よく見たらタイワンリスだった。これにはほんとに驚いた。
現在、私が知っている範囲のタイワンリスの生息地は、鎌倉、江ノ島、東伊豆、浜松、伊豆大島だが、すでに岐阜まで広がってしまっていたのだ。
湯河原は、神奈川県西部で、まさに鎌倉と東伊豆に挟まれた場所だし、いつタイワンリスが現れるかドキドキしているのに、これでまた不安が大きくなってきた。
タイワンリスは繁殖力が大変強く、もしニホンリスと同じ生息環境を好むなら、すぐ駆逐されるハズ。ニホンリスは体も小さいし、弱い存在で、人前にひょこひょこ出たりしないのだ。
ただ、鎌倉のタイワンリスの話を聞くと、わりと人里近いところで人間の残飯なども食べているようだから、ひょっとして標高の高い山に住めるニホンリスと生活域が違い、住み分けできるかもしれない、なんてデタラメな希望をもっていた。
ホントはちゃんと調べ、なんとかしなければならないのだろうが、大変なことになりそうで、腰が引けているのである。
写真は、以前鳥の知識がまったくない頃撮影したものだが、どこでどんな状況だったか記憶にない。周囲の環境まで入れないと話にならないね。
いまこんな痕跡を探そうとしてもなかなか見付からないから、よけい残念だ。

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