かわいさを強調してみました。のぞきこまなくても見えるほど大きくなった。この写真が最後にならなければいいが。
顔もでかいけど足もとても大きい。ただ、足はまだしっかりしいていないような。これでほんとに巣立ちができるのだろうか?
チビは幼顔のまま、体がどんどん大きく育っている。
前回巣の中をのぞいたときはアカネズミが一匹転がっていたが、今回は何もなかった。食欲もすごいのだろう。
不思議なのは鳥の羽やちぎれた頭などがいつの間にかきれいに片付けられていること。巣の外に落ちてないから、親フクロウがどこかに運んで捨てているのだろうか。
それと、チビが巣の中でここまで大きく育ったのだから、お兄ちゃんは何者かにやられたのかもしれないと思った。巣の周辺で獣の匂いがしたときだったかも。
巣立ちヒナは飛べないから、遠くに行くはずがないし、止まり木の下には大量の糞をするらしいから、それが発見できないのも気になる。
今日は探検隊のミーティングがお流れになり、久々に長時間森の中にいた。
ここのところリスに出合ってないから、なんとか姿をみたいと粘ってみたのだ。しかし、巣を見張っても出てこないし、食べているものも分からないから、手の打ちようがない。
そして、3時過ぎになり、空が暗くなるし、もう帰ろうとしたときのこと。
30メートルほどの先の松の枝に鳥のような動きをするものをみつける。
ほんとに、鳥とよく勘違いするのであるが、目で追うとリスだった。幹を駆け上がり、何かを採り、一気に駆け下りた。
それきりだったのだが、まだ松ぼっくりをたべているのかと双眼鏡で見ると、登ったのはなんと枯れ松だった。これには松ぼっくりなどないし、ツタが絡まっているだけ。
リスが何をしに枯れ松に登ったか、しばらく悩んでいたが、ひょっとして巣材の枝を採るためだろうかと思いつく。
ただ、いまは子育中だから、補強のためだろうか?
写真は露出オーバーの一枚しか撮れなかったが、ともあれ粘りがちというところ。活動時間が3時過ぎというのも何かあるかもしれない。

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