昨日2時間ほど林道へ行き、隊長のブログでisa隊員とやりとりのあったエゴノキを探してみた。
林道脇をチェックしながら歩いていたら2キロほど行ったあたりでやっと1本発見する。隊長の写真から低木のように思っていたが、高さ12、13メートルの白い大きな実をびっしり付けたエゴノキを発見する。
双眼鏡で実を確認したが、話題のエゴヒゲゾウムシが開けた穴のあるのは数千もありそうな実の中にたった一つしか見付からなかった。これから卵を産みつけるのだろうか。
ここはリスの活動エリア内だし、リスがエサにしていないか気になるところでもある。
エゴノキを探しながら双眼鏡で気になる木を見ていったら、なんとまたもクマシデの木を発見する。その50メートル先にもクマシデがと思ったらこれはちょっと違った。林道に枝が張り出しているから、果穂が落ちてないかと探すと写真の2つがあった。
こいつは、サワシバの雌花に似ているが、丈が短くクマシデぐらい。持ち帰って調べてみたらどうやらアカシバのようである(隊長、isa隊員からイヌシデであると教えていただきました)。5年も周辺を観察してきたはずなのに、こんなのにまったく気付かなかったのだから不思議である。
この実が食べられるかと口にしてみたが、クマシデの実のように旨くない。硬いし リスが好んで食べるかどうか疑問符がつく。
しかし、エゴノキといい探せば色々あるものである。
幕山三角州ではまた青い松ぼっくりの鱗片を発見する。今度は鱗片の数が松ぼっくり2個分ぐらいあり、周辺を探すと青いエビフライも発見できた。
このエビフライと鱗片、持ち帰ったら一日で青い色が茶色くなった。これらからも発見したときはリスが食べてから丸一日経ってないと判断した。
青いドングリは食べてみたらまだ渋いし、いまは青い松ぼっくりやクマシデがエサになっているのだろう。

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