最初の2枚は3月18日の林道のもの。
メジャーを忘れたが、サイズは私の小指より細く、まずテン糞で間違いないだろうと思う。最近はテン糞に鳥の骨が多いが、これは哺乳類?
昨日はここのところの極端な運動不足を一気に解消するため、林道を行けるところまで行ってみることにした。で、トットコ歩いていたら、ついに椿ラインまで到達。
片道がたぶん8、9キロあるから往復で16キロ以上。朝8時に出発し、クルマまで戻ったのが午後の3時半となった。
足腰がいた〜い!
写真はその途中の水たまりにあったカエルの卵。これがいたるところで見られ、カエルのガーガー、ブーブー鳴く声があちこちで聞こえた。
イノシシの子供が鳴いているのかと勘違いするような鳴き声は誰のものだろう。田舎のトノサマガエルなど、すぐ発見できるが、こいつは声はすれど姿は見えずで、まったく分からない。
林道にこれほどカエルがいるのも初めて知ったし、これらが多くの動物のエサになってきるのが想像できる。
姿を隠すのが上手いのは、田圃や池のカエルと野生度が違うから。そんなことに妙に感心してしまった。
他に出合ったのはヤマドリとキジ。
ヤマドリは檜林の中で羽をドドドドと打ち鳴らし、求愛行動をしていた。
音の方を覗き込むと斜面を滑空して逃げたが、姿が見えなくなってもまだ遠くでドドドドドとやっていた。シジュウガラがやたらうるさかったし、森の動物たちはいま繁殖の本能につきうごかされているのだろう。
キジの遠くでケ〜ン、ケ〜ンとメスを呼ぶ声があったが、林道脇でエサをついばんでいるオスを発見する。
そ知らぬ顔をしいてわざと歌を口ずさみながらゆっくり進んだら、低い枯草の中に身を伏せて隠れたつもりになっている。
2メートル横を通り過ぎたのだが、完璧に背中が見えているのがおかしかった。

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