手前が隊長、右がk-ta隊員、奥がisa隊員。てんでに興味あるものを探している。
左が隊長、中がk-ta隊員、右がisa隊員。隊長がウサギ道を撮影しているところで、k-ta隊員はウサギの食痕をみている。
23日は、今年初めての野生生物探検隊ミーティングだった。
今回は改めてメンバーを紹介してみようと思う。
・隊長
福田隊長はブログのコメントに三四郎で登場する人である。
リンクにある「故有事」の作者で、ホームページ「福田史夫の世界」も併設されていている。
http://members2.jcom.home.ne.jp/fumio.fukuda/index.html
隊長は藤沢市に住む霊長類学者。大学や専門学校で動物学を教えているが、動物全般の生態に通じていて、中でも哺乳類の頭骨の収集、分析はきわめて貴重なもの。
学生時代から湯河原の森のサル研究に没頭し、長年の成果を著書「箱根山のサル」にまとめている。またアフリカのタンザニアの3年間を「アフリカの森の動物たち」に、「野生動物発見!ガイド」で動物のフィールドサンイからみえない動物達を知る方法をやさしく表している。
私が隊長就任をお願いしたのだが、湯河原の森は知らない場所がないほど歩き回っていて、湯河原野生生物探検隊の隊長にはまさにぴったり。
ただ、酒を飲む量が・・・。飲むほどに野生化していくような・・・。
・isa隊員
私と同い年で、若い頃から活躍しているプロの植物写真家。
あらゆる植物の写真を撮っているが、果実のタネまできっちり調べているのがすごい。
ホームページ「植物写真家・鈴木庸夫 自然を楽しむ」
http://www.dd.iij4u.or.jp/~anthois/
のフィールド日記に、住居のある渋谷を中心に都内の植物や鳥、遠征しての写真を毎日更新している。
isa隊員の著書はヤマケイの図鑑など多数だが、最新刊にポケット版「日本の野草300夏・秋」、「日本の野草300冬・春」やポケット版「樹木図鑑」などがある。
このサンイ入りの日本の野草2冊を今回私に勉強しろと贈呈してくれたのだが、あまりに素晴らしいので、新年会場の飲み屋の仲間にみせたら、欲しいと言いだした。
そんで、うれしくなり、酔いも手伝って、isa隊員がとまどっているのに、その場で私がこの贈呈本を売ってしまったのだ。たいへん失礼しました。
・k-ta隊員
isa隊員の奥方で、私の20代半ばの小さな制作会社に勤めていたときの同僚。
isa隊員の仕事を長年手伝っているため、植物の分類や同定の能力はすごい。ひょっとしてisa隊員より上ではないかと密かに疑っているほど。
また、k-ta隊員は誰もが気づかないようなものをすぐ発見するすばらしい目をもっていて、毎回何かしらみつける。
以前、私が何年通っても気づかなかった野生のシイタケをみつけたときや、ガビチョウの卵を発見したときはほんとうに驚かされたのだ。
・take隊員
take隊員こと私は、福浦の漁師なのに、リスを中心に林道周辺の野生動物を追っかけている変わり者。名を竹内真治という。
考えてみればこのブログにはプロフィールもないし、以前自己紹介をしたことがあるが、誰が書いているか正体不明なブログかもしれないね。
そんな4人のメンバーであるから、いったん森へ入ると、もう大変。
ありとあらゆるものに目が止まり、足が止まる。
そのおかげで私の植物音痴は少しずつ解消されつつあるが、でも今回もミヤマシキミの名前を知らなくてまた笑われてしまった(存在は前から知っていたのですよ)。
こんな野生生物探検隊の林道行に参加してみたい人がいないかな〜?
そんな方がいたら、コメント(拍手コメントでもいいけど)に書き込んでね。
でも、ハイキングに行くようなつもりでは困るけど・・・。

9