標高1000mぐらいありそうだ。右の林にエビフライ。
リスを発見したターンパイクへふたたび行ってきた。
ここは湯河原町の屋根とも呼べる山頂で海から一気に標高1000mまで駆け上がった場所。右手は箱根町で、ターンパイクは箱根火山の外輪山の尾根。右に10mほどの山があるものの、その先はカルデラのくぼ地である。
そして左手湯河原側の森へ入ってすぐ、20mも行かないところでバタバタ、ドドドドといきなり大きな音がした。
5mも離れてない笹薮の中でヤマドリが羽を打ちならし、鳴き声を出して走り回っている。
不思議なのはそのまま走り去らないでグルグル回っていて、逆に近付いたり、哺乳類のような変な声を立てていたこと。
羽音だけはヤマドリなのだが、目を凝らしても確認できなかった。
今回、ターンパイクから見下ろせる、松林まで行ってみようとしたのだが、3、400m降りたところで断崖のような斜面が出てきて、松林も見えないしで臆してしまった。
松林はどこにあるのだろ?
そこから戻って、リスを撮影したあたりをじっくり観察していると大きなリスの巣を発見する。
目的の松林まで下る途中にも松がポツポツあるのだが、青い松ぼっくりはついてなくて、エビフライもみつからなかった。
松やエビフライの状態から、リスはいまターンパイク近くにいて、中間には少ないのが分かる。
そして、リスは山頂にもいるのではと、ターンパイクの箱根側にポツポツある松の下を探してみたら、あった、あった、エビフライが。
古いものだが、1年は経ってなさそうだ。
箱根側には松が少ないから、湯河原側から道路を渡って食べにくるのだろうか。

0