翼果がほとんどの鱗片についている。
机の上でたたいてふるい落とした翼果。これだけしか落ちなかった。
昨日拾っておいた、まだ開いてない松ぼっくりが、今日みたら机の上で全開していた。
拾ったときは地上にあったが、まだ一度も開いたことがないもののように見えた。
これがどんな理由で落下したか分からないけど、今年成長した2年目の松ぼっくりで、実際、写真のように実はまだまったく落ちてなかったのだ。
前項の開きはじめたばかりの松ぼっくりは、やはり目にするチャンスが少ないのだろう。
松の翼果が鱗片一つの中に2個ずつあるが、全ての実が成長できるわけではなく、実のついてないものも多いようだ。
それに、種が鱗片の奥にあるせいか、翼を引っ張ってもほとんど実が出てこなかった。
からからに乾いて、反り返らないとダメなようである。
星ヶ山見晴し台から星ヶ山方向をみたところ。ここにもリスが生息。
水平線に房総半島があるのだが、レンズでとらえきれなかった。
真鶴半島を眼下に、伊豆大島を遠望。ボートなら1時間30分の距離。
昨日は空気の澄んだ晴天で、いつも山の方ばかり見ているけど、この日は反対の海もしばらく眺めたのである。
海好きにはたまらない風景で、そもそも私はここから海を俯瞰するために通っていたのだ。
画面にとらえることができなかったが、左手に三浦半島から房総半島先端の館山までがはっきり見え、東京湾を行き交う大型タンカーがたくさんあった。
右は伊豆半島の川奈崎から利島、伊豆大島などが見えている一大パノラマだが、しかし見える限りの海はこれまで何度も走り回った私の庭なのだ。
海も森も未知の生態がいっぱいで、たのしいのだ。

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