18日の金曜日、今年初めての探検隊ミーティングを白銀林道でおこなった。
探検隊を言い出してから今年で3年目になるが、はじめ4人だったメンバーに清川村のヤマボウシさんが加わり、次に小田原の野良こねこさん、横浜のH氏、仙石原WAさん、が参加してくれ、一気に8名と倍増した。
そんなわけで今回とてもにぎやかなパーティになったのである。
これだけ揃うと歩みはのろく遅々として進まない。でもいろいろ発見があり、新しい知識を教えてもらいたいへん楽しかった。
この探検隊のことを少し紹介してみよう。
探検隊には規約も会費もなく、ゆるい集まりで、目的はただただ自然の中の不思議を探求することにある。多くの目で見れば発見や感動もまた多い、という仲間でありたいと思うのだ。
とは言っても、隊長は動物学者だし、isa隊員、k-ta隊員、ヤマボウシさんは植物のプロで、これなにって聞けば名前はもちろん、その特徴などもすぐさま教えてくれるから、なんともぜいたくですばらしい集まりなのだ。
それに、もと山屋さんで森仕事を得意とし、昔から湯河原周辺や箱根の森をあちこち歩いているパワフルな野良こねこさんとH氏が加わり、野生生物探しの強力なメンバーとなったのだ。
また仙石原WAさんは、箱根仙石原に野生動物クリニックを3年前にオープンさせた、とても珍しい野生動物の獣医さん。
それまで家畜を中心の仕事をされていて、定年後に好きだった野生動物の病院を開業されたらしい。
いまクリニックにはオオコノハズク2羽が保護されていると聞いたが、たぶん赤字経営だろうから近くの方はオオコノハズクの擬態観察をしつつペットを診てもらうといいかもしれない。
(仙石原野生鳥獣クリニックー0460-83-3656)
最近ブログにプロフィールを追加し、探検隊員募集としたが、その横に冗談っぽく審査ありとも載せた。
その審査とは、どれだけ真剣にやれるかみたいなもので、私としては探検隊を研究会と思っているので、親睦会的ではないということなのだ。
研究会的とは、発見や驚き、感動の中でも、いかに冷静に事実をみられるか、ということかも。
わたしの場合釣り師だから、釣った魚の大きさを言う場合、2割3割増になることもままあるが、素人の中にはときに2倍3倍になったり、魚の種類まで変えたりする人がいるから信用できない、ってのがある。
それがひいては無いものを有ると言い張るような悲劇に発展してしまうのである。
感動や発見を大きく伝えたいのは人情だが、それが強すぎると研究会にならない。
私にもそんな傾向があるので、柄にもなく少し警戒しているのである。
そんな理解のある方ならどなたでも歓迎です。

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