今日は午前中、警戒船(自分の船で)のアルバイトで沖へ出た。
写真のクレーン船が海中にテトラを入れる工事に、誰も近付かないようそばにいて警戒するのである。
といっても、東京湾じゃあるまいし、こんな海の上にどなたも来るわけなく、ラジオを聞いたり、写真を撮ったりしてのんびり時間を過ごすのである。
写真には3か所で別々の工事をしいているのが映っている。
一つは私のアルバイトのものだが、もう一つは海岸の整備でたぶん砂を入れている現場である。
あとの一つはその海岸整備の上の国道135号をはさんで裸になった斜面である。ついこの前までここには木々が茂っていた。たぶん別荘用のマンションが建つのではないか。
もし東南海地震があり15m大津波が来たら、国道がたしか標高6、7mだから海っぺりはみな洗われるだろう。
でも、生きるためには減る砂を足し、山を削って別荘(?)を建てる。
しかし、山頂付近の私の通うフィールドは姿は見えないが動物園以上に動物がいるし、すぐ沖合には写真のシラスがいまたくさんいるのである。これら野生動物は東日本大震災でも東南海地震でもきっと大丈夫だろう。
まあ、冬を乗り切れない野生動物もたくさんいるのだが、
しかしなんだか人間だけが浮いているようにも思える・・・。
また魚群探知機の画面には海の汚れがたくさん映っていて、海に春がきたことも示している。
毎年春になると植物プランクトンが一気に増殖し、それが死んで汚れとなるのである。
普通は海底と海面の間はブルーであり、赤いのが出たら魚。でも、これはシラス以外すべて汚れである。

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