アカネ/
今日も避暑を兼ね、林道へ行ってきた。
林道は平地より3〜4度気温が低く冷房いらずで涼しいのだ。
ところが今日は6月だというのに真夏日で、湯河原でも平地が34〜35度ぐらい。そのため林道でも日陰でじっとしていれば涼しいものの、日向を少し歩き回るだけで汗がとめどなく吹き出してくる。
こんな日は日陰でイスなど持ち出し、図鑑でも見ていればいいのだが、イスを3つ4つダメにし、使えるのがいまない。そんなわけで結局数キロ歩き回ってしまったのだ。
上の写真は、縁石を伝っていたツル植物。葉が一カ所から4つ出ていているのが面白く、とりあえず調べてみることにした。
すると、すぐにアカネというツル性の多年草と分かる。アカネ科アカネ属であるから由緒正しい植物なのだろう。
これの特徴は茎が四角いことと、昨日のカナムグラ同様、下向きの短い刺があり、どこにでもしっかり絡み付く。でも四角の理由は何だろう?
次は、イチジクのような小さな実をつけた低木を発見したので、調べてみた。ただこれは以前から見かけていて、ウロ覚えの知識もあった。でも名前はすぐに出てこない。
樹木図鑑ですぐにイヌビワであるのが分かった。秋に黒い実になるのが食べられるらしい。
イヌビワ/
次はやまぼうしさんのブログやisa隊員のフィールドノートにたしか紹介されていたオカトラノオ。
こんなのがわが林道にもあるんだ。
オカトラノオ/
最後は、クルミを半分に割ったもの。
成熟の度合いを知るため割ってみたが、実の部分はまだ液体だった。
なめてみたらなんと甘〜い。
リスがもし食べているとしたらこの養分たっぷりの液体を飲むためだろう。ただ、皮の肉は苦くてたまらないのだ。

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