ツルニンジン/
26日、午後から白銀林道へ行って来た。
今回ははっきりした目的が一つあり、それがバアソブを探すことだった。ツル植物は白銀林道の方に多いのだ。
そしたらやはりありましたよツルニンジンが5箇所に。もちろんバアソブかジイソブかは分からないが、一つのツルに上の写真のようなつぼみがいくつか付いていたのだ。
通いなれた林道だから場所ははっきり特定できる。これが草刈りされなければ花の時期に見られるのだ。さあ、どっちだろ?
そして、初見のもの、新たに確認の意味で撮影したものと、他の植物もたくさん見てきた。
次の写真はフユイチゴである。以前からよく知っているが花は初めてみたもので、周囲で強烈に甘い香りがした(他の間違いでなければ)。
たった3輪しか咲いてないのに、それほど香るものだろうか。鼻を近づけても、その10メートルも前からクラクラするほど香っているから、これが元なのか判断できなかった。
フユイチゴ/実は冬なのに今頃花が咲くとは
次は道路端にあった、種子が服にひっつくやつである。花が出て初めて分かったが、日本の野草300で以前から名前は知っていた。
我が岡山の田舎では「イノコ」という秋祭りがあり、村の中学生以下の子供達だけで行い、最後は森から拾ってきた木々を盛大に燃やし、火の始末をして終了するものだ。
それでイノコは絶対忘れない文字であるのだ。でもこれが猪子であることを大人になってから知った(ハハ)。
ヒナタイノコズチ/
次はキハギであるが、赤いマルバハギ(ヤマハギ?)はよく見ていても、これに今回初めて気づいたのだ。
しだれ桜のように垂れていて、見過ごすほど静かに咲いていた。
キハギ/
次はヒヨドリジョウゴである。これも同じく見ていたし、赤い実も知っているが、案外このほこ形の葉が発見できなかったのだ。
ヒヨドリジョウゴ/
次はヤマハッカである。同定が難しかったが、葉の形と花の横姿がやはり日本の野草300の写真に似ていて、分かったのだ。
ヤマハッカ/
次はガンクビソウである。これも日本の野草300で覚えていて、タバコを吸うキセルの雁首に似ているからそう呼ばれるとの解説も忘れられないものだった。
ガンクビソウ/
次はクサギである。名前も図鑑の写真もしっかり覚えているのに、実物がなかなか分からなかった木である。花が咲き、強い香りで存在が分かった。
でも、この花の香り、それほど悪くないと思うのだけど。
クサギ/
今日はボートダイビングで10頃からの仕事の予定だったのだが、うねりが出そうだからとキャンセルになってしまった。ショック!
あっ、昨日は釣りでマダイ3枚、大サバ、イトヨリ、ワカシ、ソーダなどでそれぞれ大漁でした。

0