シュンラン/
今日はやまぼうしさん、Sさん、Oさんとともに久々に林道へ行ってきた。
土日は釣りのお客さんで土曜日が10名、日曜日が12名と悪天候の中大勢を乗せて、なんとか無事に仕事をこなせた。
配線なども一段落し、まあホッとして出かけたわけである。
で、前々項のヤマタイミンガサ?としたものやシモバシラを見てもらおうと、リンドウ小道をまず登ってみることにした。
そして登り始めてすぐ、100mも進まないうちに色々な発見があり、みなの足が止まってしまった。
私がいつも通っている山道なのに、ちっともこれらに気づかないでいた。おもだったものを紹介してみよう。
まず、上の写真のシュンランである。これがけっこうたくさんあった。ラン科の植物も少しずつ出そろってきたが、林道にはまだまだたくさんありそうである。
次は名前を教えてもらったのに失念したもの。シュンランの近くにあった不明種。
やまぼうしさんよりイチヤクソウと教えてもらいました。
イチヤクソウ/
次も近くにあったフユノハナワラビ。少し前からこの不思議な植物が目についていたが、ワラビの仲間だったのだ。
ついでに続けて載せるが、リンドウ小道から下ったあと、幕山方面で見つけたのが、同じハナワラビ科のウスイハナワラビ。
私には葉が特に小さいという以外、見分けがつかないが、Oさんが自分のノートの記録から、同定してくださった。(たしかそうだったハズ)
フユノハナワラビ/
ウスイハナワラビ/
次はやまぼうしさんがランではないか、と指摘した同定不能な植物。ユリではなさそうだし、ホトトギスでもない。
ランだとどんな花を咲かせるか、来春が楽しみだ。
不明種/
次ぎは千切れたリンドウの花が10個ほどころがっていたものを集めてみた。
どれも昨日今日の仕業で、花の少し下からもがれている。鋭利な切り口でなく繊維がバラバラとしているのが特徴で、草刈りでもなく、人間が千切ったものでもなさそう。
私が思い出したのが、この小道にたくさんあるネズミの巣穴である。ウサギもたくさんいるが、ウサギなら切り口がきれいになるだろう。
それに、ウサギにはこんな細い茎など腹の足しにならないだろう。で、ネズミの食痕と想像したのである。
リンドウの食痕/
次も真新しいアザミの食痕(?)。
ウサギがアザミの葉を食べた食痕がこの日もたくさん見られたが、首なしのはスパッと切られている。
でもこれは人間が齧って、繊維が硬く噛み切れず、ガジガジやった痕のようである。
以前見た、イノシシが笹の根を臼歯で砕いて、吐き出したのを思い出したが、ちょうどイノシシの臼歯でかんだぐらいのかんじである。さてどうだろう?
アザミの食痕/
少し長くなりそうなので、次回へと続く。

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