ハギの切り株/
ノウサギの歯形が/
切り倒した茎(枝?)が地面に散乱している。
昨日、Oさんと待ち合わせの前、星ヶ山公園の草原を少し歩いてみた。
以前発見した10株ほど集団であったミヤコアザミの位置を確認する目的だが、カヤが枯れて背が低くなり、草原はどこも歩きやすく、他に何か発見できないかとも期待した。
そんでミヤコアザミの場所をうまく見つけることができたのだが、前回10株ほどと思ったのが、ここにもあそこにもと全部で25株も発見できたのである。
トウヒレン属を探すなら枯れ草の中が一番かもしれないね。
そんな中、不思議な切り株をいくつか見つけた。
草原には無数にハギの枯れ株があるのだが、これが短く刈り取られているのだ。
しかし、誰が何のために? 枯れ柄のアート? 一輪挿しにできるわけもなく、薪の代わりに使うこともないだろう。まさかとは思うが、ノウサギの仕業? と腰をかがめて切り口をみると、なんとノウサギの歯の痕跡があるではないか。
例の段カットのような痕である。
そして、切り落とした茎(枝?)も地面に寝ていて、笹食いのときのように短く切り分けられたのもある。
そんな目で周辺を眺めたら、なんと次から次ぎへと切り株があり、すぐに20株ぐらい数えたのだ。
秋に一面ハギだらけの草原だったのに、そういえば枯れた立ち株が少なくなって見渡すかぎりカヤばかりのよう。
ひょっとしてハギの枯れ株はノウサギの主食の一つか?
しかしこんなのに栄養があるのだろうか?
まだ、新鮮な草の食痕もあるけど、まさかハギを食べているとは知らなかった。
まだ草の食痕もある/ノウサギ
ネズミの食痕/
ついでにネズミが草を食べた食痕があったから、これもアップする。背の高さを考えればすぐネズミと分かるね。

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