ホンドイタチの足跡/右下の長靴半分の跡と比べて間隔は20センチぐらい。
右にテンのような足跡/(上の拡大写真)
ホンドテンの足跡/間隔は40センチぐらいある。
昨日の散策で不思議な足跡を発見した。
上の写真の中央下から右上に2個ずつポンポンとある小さな足跡である。
2個ずつトビトビにあるのはテンの足跡の特徴で、二つ下に同じ日に撮影したのを載せるが、この2個ずつの間隔は40センチほどになるのが普通。
ところが3センチにも満たない小さい足跡の間隔は20センチないぐらとかなり狭いのだ。テンより小さい動物はこのあたりではイタチしか思い浮かばない。
しかしイタチの足跡は肉球など足形がはっきりしていれば分かるが、これでは私は見分けられない。
ネットで調べたら、イタチの足跡はなかったものの、イタチの仲間のイイズナのがそっくりだった。
なので、これをイタチの足跡としておこう。
だが、不思議がまだあって、テンの場合は前足と後足が重なり、左右2つの穴になるが、これは前後の足が間隔を保ったまま右に左に飛んでいるよう。
リスもウサギも後足が前足を追い越してかなり前に出るのに、そんな飛び方なのだろうか?
後足前足が別々に、しかも進行方向に体を斜めにしたまま、飛んでいるということか。
写真右下の長靴の跡が私のもので、その前に消えかかったテンのような少し大きく間隔も広い足跡がある。イタチと同じ方向へ進んでいるが、これも体をひねったように飛んでいる。
これがひょっとしてイタチのオスで、左のがイタチのメスということはないだろうか。
イタチのメスは体重が110〜180gあたりとニホンリスの250gより小さい。しかしイタチのオスは400〜600gと3倍の大きさになるらしい。
オスは何度も見ているが、一度もメスのイタチを見たことがない。
一度岩場でネズミのようなしかしネズミより少し大きい小型獣が逃げるのを見たが、それだったか。

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