ハダカホオズキ/
露天掘り跡探索の前、新しく出来た林道を走ったら、セイタカアワダチソウの黄色がそこかしこに広がっていてがっかり。
また先日探索した、白銀林道の星ヶ山公園より東の真鶴・小田原方面でもこれが目立っていた。
ただ、白銀林道さつきの郷から白銀橋までのリス観察をする6キロ区間は、セイタカアワダチソウがこれまでほとんど見られなかった。それがここ2、3年急激に増えてきているように感じていた。
そして露天掘り跡の観察を終えてからこの6キロをあらためて見ながら走ったら、やはりあるある。
そこで、自分の庭ともいえるこのエリアから抜けるだけ抜いてやろうとトライした。
さて、どれだけ退治できたか?
先日も草原のど真ん中に10本ぐらい咲いていたセイタカアワダチソウを何となく抜いたのだが、今日はこれのつづきになってしまった。
結果、見落としがなければたぶん残り20本ぐらい。
がけの上の数本に手が届かなかったし、数10本の群落では見逃したのがいくつかありそうだ。
また、途中で面倒くさくなり、茎を折るだけにしたのが数10本あるから、多年草のこいつは増えはしないけど来年もこれが咲くだろう。
まあ、増殖を止めることはできたかも。
これにどんな意味があるか、自分でもよく分からないし、メナモミやアメリカセンダングサなど他の外来種がメチャはびこっているからムダな行為かもしれないが、黄色の花が目立つこいつが増えるとなんだか決定的でイヤなのだ。
でも、かろうじてこの6キロ区間はセーフかも。
写真上はハダカホオズキ。
枝の葉腋(基部)から2、3個の果実を出し、長い柄の先に裸電球のソケットのようなのが付いているのが特徴か。
草丈は1メートルになるのもあるらしいが、これは60、70センチ。
次の写真はウマノミツバ。
昨年、ウマノミツバとしてアップした写真はヤマゼリのようである。
名前を訂正して、こちらをアップ。
ウマノミツバ/
次は不思議な形をした大きな葉だが、これが何だかすぐ分かるだろうか?
他で撮影した同じ植物にはこんな形の葉はなかったが、この散策道にあった数株のはみな変化が激しく、とても同じものとは思えなかった。
以前撮影したオオツヅラフジ(ツヅラフジ)は大きな株で一面を覆っていたけど、葉は2パターンだけ。ところが今回見つけたのはキクバドコロなどのような変化に富んでいるものだった。
しかし、オオツヅラフジがツヅラフジと同じなんておかしくない?
オオツヅラフジ/
次は追加のオオナルコユリ。
確実な同定はまだできないが、背丈は1メートル以上で、葉の長いのが22センチ以上ある(指をいっぱいに広げた数値)。ナルコユリは長さ80センチ以下で、葉の長さが最大15センチぐらい。
それと、全体の姿や、葉の幅が広く小葉同士に隙間のないなどからそう判断した。
これは継続観察していく。
オオナルコユリ/

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