アズマヒキガエル/(関西はニホンヒキガエル。ガマガエルとも呼ぶ)
以前撮影してたもの、アズマヒキガエルの卵だろう/
1日、林道からから帰る途中、標高400mぐらいの道路上に巨大なアズマヒキガエルを発見する。
クルマから下りて近づいても逃げず、このままだと轢かれてしまうだろうと、足音で追い立てたらやっとのそのそ動き出した。
カエルはピョンと飛ぶものとばかり思ってたが、こいつは手足を交互に出してゆっくり歩くんだね。
あとでデータを調べたら最大で180mmとされてたけど、これは200mmぐらいはあったように思う。重さは400〜500gぐらいか。
以前からときどきヒキガエルの姿を見ているし、30cmもない小さなヤマカガシが、これも人差し指の先ぐらいのヒキガエルを捕らえたのも撮影したこともある。
で、色々ヒキガエルやヤマカガシを調べてみたら、ヤマカガシはヒキガエルの天敵で、毒を持つヒキガエルを食べ、その毒を頸腺に貯めて捕食者を威嚇するようだ。
ヤマカガシはこの頸腺のブフォトキシンという毒と、奥歯の根元のデュベルノワ腺に出血毒と、2種の毒を持っているようである。
まあ、アズマヒキガエルの毒は手を触れたら洗えばすむぐらで、目や口に入れなければ問題なさそうだし、ヤマカガシはあえて手や指を出すようなことえをしなければ大丈夫なようである。
しかし、こんな動きののろいのがよくヤマカガシに見つからずここまで成長できたもんだ。30年ぐらい生きる個体もあるそうだ。

0