ハゼの木に巻き付いたタンザワイケマの実/
絹のように光っていた細く白い綿毛/
種はシワシワで折れ曲がっている/
葉柄の基部の切れ込みと葉先の尖り具合からコイケマは除外/
日曜日、探検隊の観察会があったが、私はお客があり午後2時過ぎに林道で合流した。
メンバーを発見したときは、天気もよく紅葉も進んでいてみなさんのんびりムード。ガンクビソウの実などルーペで観察していた。
知らなかったが、ガンクビソウの実を触るととてもベタベタするんだね。
で、帰り途中、やまぼうしさんらがイケマを見つけたという場所にクルマを止めてイケマを探した。
神奈川県にはタンザワイケマとコイケマがあり、植物誌の分布でみると湯河原(YU-1)にはタンザワイケマがあるが、ホームグランドの林道(YU-2)にはタンザワイケマもコイケマもない。
タンザワイケマはほぼタンザワのみに分布しいているがただなぜかポツンとYU-1にもある。
昨年の植物観察を始めた2、3ヶ月目の頃、夢中でイケマを探したことがあったがこのときはまったく見つけられなかった。
それがチョロっと観察しただけで見つけ出すのだから探検隊のメンバーは空恐ろしい。
今日は、そのときの実を撮影し、ついでに落ちてしまった葉を探してみた。
その結果、コイケマではないことが判明したが、イケマは無いからまずタンザワイケマということだろう。
来年の花の頃もう一度確認しよう。

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