上はカケスの食痕/下はキジバトのよう/
なぜ胸に羽根をくっつけている?/
2008年4月のこと。
孵化したばかりのフクロウのヒナを発見し、次に3日後にのぞいたら中にカケスの羽根が落ちていた。
フクロウのエサはネズミと聞いていたから意外だったが、その後も何度か鳥の羽根があり、フクロウは鳥を多く食べていると納得した。
ところが、論文「富士山北麓における人工巣を利用したフクロウの繁殖生態と給餌食物の調査」2006・白石浩隆1・北原正彦/を読んだら鳥はめったに食べずネズミ類が食事の80パーセントで、哺乳類全体で91パーセント。
鳥を食べたのはヒナ2羽の子育て中にたった4羽だけだった。
疑問に思って色々考察したら、最初の不思議、孵化したばかりのヒナがいるのに2日連続で雨が降り、3日目にカケスの食痕が残っていたのがあった。
冷たい雨が降り続き、ヒナは大丈夫だろうかとずいぶん心配したから、はっきり記憶していた。
これは、雨が続き、ネズミの動く音が聞き取れず、しかたなしに雨から避難し寝ているカケスを捕らえたのではないか。
また、この子育て中、他の日にもかなり雨が降ったように記憶している。
だから巣の中に鳥の残骸が多かったのだろうか。
だが、小鳥が日中フクロウを見つけるとしつこくモビングをするのもある。
小鳥がいつもフクロウに食べられているからあれほど大騒ぎするのではないか。
まあ、これからのテーマである。
今日、午前中は強風の中ヒラメ釣り。
お客さん1名でヒラメ1枚。たったこれっきりだが、まあよかった。
明日は午後のみ3名の釣り。

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