周辺を何度も掘り返している/
左右に2メートル以上掘っている/
今日、寒い中、林道を往復8キロほど歩いてきた。
しかし久々の林道はイノシシの開けた穴が例年になく多く、あちこちボコボコになっていた。たぶん今年の冬は森にエサが少ないのだ。
上の写真2点など、ほとんどがけ崩れに見えるが、斜面に大きな穴がいくつも開いているからイノシシが掘り返したものに間違いない。
石はそのとき掘り起こしたものだろう。しかし、なんて力持ちなのだ。
ここに開いた穴もイノシシの仕業とは信じられないほどでかく、長径がゆうに1メートル以上、深さ50センチ以上ある。
上2点は縁石の上だし、イノシシが何を食べたか確認しなかったが、次のガードレール横の穴ではクズの根(?)を食べた痕跡がはっきり確認できた。
長径1m深さ40cmほど/
穴の中にたぶんクズ根/齧ったところは繊維状になっている/
次の写真もガードレール脇にあり、大きめのクズ根があった。
このイノシシのクズ食痕を確認した穴は全部で4つ。
右上と右下に繊維状となった齧り痕が/
次は小さな穴が二つありササ2本が抜かれていた。
というか、穴の横に一度口にしたササ根を吐き出した白い繊維状のものを見つけワッとなった(上の穴の右脇)。二度目の発見だ。
小さな穴が二つ/上の穴の右脇に吐き出した繊維状のもの
ササが2本抜かれていた/
写真に示した部分の一つが食べられていた。ここは軟らかそう/
ササ根の硬いところを吐き出した/サキイカと命名/
この繊維状の白いのは以前のブログにもアップしていて、こいつを初めて見たときイノシシがササ根を食べているとはっきり確信できた。
イノシシはササ根が好物なのだろう、ササ根を食べたと思われる穴は林道脇に無数に見られた。
でも、硬いところはイノシシでも吐き出してしまうのだから、根の先端の軟らかいところやヒゲ根を選んでいるのが想像できる。
最初の縁石の上2点の写真もたぶんクズを掘り返しているのだろう。クズ根は成長すると深さ50センチより深くなり、長さもメーター以上。だからこんな大きな穴?
クズ根、繊維ばかりに見えるけど、旨いのか?

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