カヤクグリ(?)/
昨日の林道は寒いし雨上がり後のどんより空で、木々からポタポタしずくが落ちていた(平地はまったくドライ)。
雪がわずかに残っていたからそれが溶けていたかもしれない。
そんな中にもわずかに小鳥たちがエサを求めて活動していた。
そんで、カメラのレンズを望遠に替え、近くに飛んできたら撮ってやろうとしたけど、まったくだめ。
上の写真もとりあえずシャッターを切っただけ。で、種の確認だけでもと拡大したら、どうも見たことのないもののようだ。
図鑑をめくってもよく分からなかったが、似ているものを端からネットで調べていったら、なんと高山のハイマツ帯に生息する「カヤクグリ」によく似ている。これじゃないだろうか。もし違っていたら指摘をお願い。
ハイマツ帯とは高木が育たない森林限界を超えたところで、緯度により高度は違うが、中央アルプスあたりで2500メートルぐらいからのよう。
図鑑のカヤクグリの解説に、冬は低山や丘陵地の落葉樹林や林縁のやぶに単独または小群で生活する、とある。
これがカヤクグリであるなら、湯河原から一番近いハイマツ帯は南アルプスや富士山あたりで、ここから下ってきたのだろうか?(
富士山にはカヤクグリは生息するが、ハイマツはないらしい)
しかし、暖かい海の見える湯河原を越冬地に選ぶとはなかなか贅沢なヤツだ。
でもカヤクグリ、毎年同じところに来るらしいから、冬の白銀林道にいつもいるのか?

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