シャクチリソバ/シャクチリって何だろう?/
シャクチリソバを見つけた法面工事跡/5月に工事が終わったばかり/
サワギク/
土曜日は久々に林道へ行き、運動不足解消に10キロぐらい歩こうかと思ったが、なんと、昨年あれだけ退治したセイタカアワダチソウがびっしり生えていて、それをまた引っこ抜くはめになってしまった。
茎を折っただけのから芽が出るのはしょうがないが、根ごと抜き取ったところからも生えているような気がした。
だが、考えてみたら、これまで毎年タネを大量に落としてたわけで、その発芽の順番待ちしているやつがこれ幸いと出てきたのかも。
こうなったらなぜ生えてくるか観察してやろう。
セイタカを抜きながら進んでいたら、昨年末から法面工事をしてたところで、上の写真の「シャクチリソバ」を発見する。
ミヤマタニソバのような形の葉をしているし、タデ科を調べてみたら載っていた。
これは明治のはじめに薬用として渡来した帰化種で、植物誌の湯河原に分布がないのと、工事跡だけで初めて見た(10株ほど)ことから、工事のトラックが運んできた土の中にタネがあった可能性も考えられる。
次はクルマを走らせていて、ふと黄色い小さな花が目に止まったもの。
こんな鮮やかな黄色で今頃花期を終えようとしているのなんて、ひょっとして外来種? と思って調べたら、沢周辺の日陰に咲く、日本固有の「サワギク」だった。
別名でボロギクとも呼ばれるようで、白い冠毛のボロボロの様子から名付けられたようだ。
林道脇にまだこんなのが隠れているなんて、もっとよく見ろってことか。

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