みなさん、どう思われますかね〜?
このトモエソウ、湯河原で見つけたたった4株の内の1株で、他の3株に芽がなく、これだけが唯一花を咲かせそうなのだ。
トモエソウは神奈川県では清川村周辺に多いようで、絶滅危惧種ではないが、稀にしか見られないめずらしい植物であるのはたしか。
県植物誌の分布に湯河原はもちろん箱根にも記載がないのである。
ただ植物というのはあるところにはあるもので、そこへ行けば花園のような群生が見られたりする。
なので、花好き野草好きは足繁くあちこちめぐるが、湯河原にこだわるオジサンにはこの1株がとてもいとおしく思えるのだ。
バアソブだって神奈川県で1箇所、数株ぐらいしか見つかってない大変な希少種。
これを湯河原で発見したが、昨年花の頃の草刈りをストップしてもらい、タネを採取してやまぼうしさんに育ててもらった。なので絶滅は免れそうだが、トモエソウの花が一株だけとは驚いた。草刈りを中止するだけで増えるかと思ったがダメかも。これも今年はタネを採取する必要がありそうだ。
次の写真も草刈りを中止してもらった希少なヒキヨモギ。
これは半寄生の一年草で、昨日確認したら今年も20株ほどが育っていた。
だけど、一年草だし、日当りのいい道路端にしか生息できないようで、非常に危い植物である。
次も神奈川県全体で250株未満といわれている希少なランで、野生の中ではかなり華やかな部類。
なので盗掘が一番の心配事だが多年草だし、昨年4株だった場所が今年6株に増えていたりと、現在のところ何もしなくてもたくましく育ってはいる。
希少種にこだわり過ぎるのもどうかと思うが、「昔は少しぐらい見られたのに、いまはどこにも無い」なんてなったらつらい。こんな野生の美しい花が近くで見られてこそ自然の神秘をよく感じられるのじゃないだろうか。
絶滅しないだけの手は打っておきたいね。
一昨日は3名のキンメ釣りで8〜14匹。小型が多かったが、カサゴ交じりでずいぶん楽しめた様子。日曜日もキンメだったが、この日はまったくダメでトップ4匹。
土曜日はマダイ五目でマダイ2枚のイトヨリ12、3匹にアジ・大サバ、カサゴなど。
釣りも魚が少なくならないようにしないと・・・。

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