林道で今回初めて発見した柿の木
以前教えてもらったヤマハゼ?これもリスが食べていそうだ
これはなんて木だろう? 誰が食べる?
イヌシデはいたるところにあったが、これはひょっとして?黒い実が見える
今年はドングリが不作だが、それでもリスが食べる分ぐらいはなんとかなりそうだ。
このドングリが色付いてきたので、今頃リスは地上に落ちた中から熟れたのを選んで食べているだろうと想像しているが、クリも時期だし、これがあればクルミのようにかなり遠出してでも食べているかもと、昨日探してみたわけである。
でも大きなクリの木は見付からなくて、副産物として柿の木を一本発見する。
これはテンやハクビシンなどのいいエサになっているのだろうと考えた。ふもとに柿がたくさんなっているけど、林道ではたった一本きり。鳥やテンなどががタネを落としたのだろうか。
クリの木探しの途中、谷に倒木の橋がかかっている場所を発見する。ここを誰か渡らないかとしばらく待っていたときのことである。背中でカサコソ音がした。
周辺にリスの巣もなく、エビフライも少ないエリアであるから、まさかと思っていたら、枝を伝い逃げるリスの姿を一瞬だけ見る。
すぐに見失ったが、谷を渡る西方向へ移動中のようだった。
西で一番近い巣は200メートルほど先。逆の東方向の巣なら400、500メートルはある。最初に音が聞こえたあたりに何かエサでもないかと探してみたが、コナラが2本とカエデぐらいしか目にとまらない。移動中だったとみたほうが正解のような気がする。
林道へ戻り、しばらく歩いて縁石に腰を降ろし休んでいたとき、谷側の檜林の斜面のどこからかまたカサコソ音が聞こえてきた。キョロキョロ探していると、なんと目の前の松にリスが飛び移ってきた(前回写真)。
檜林の切れ間の小さな谷に一本だけポツンとある松で、檜の枝から枝へと渡ってきて、谷を越えるのにこの松へ飛ぶしかなかったのだろう。
この松は枝が少なく、リスが隠れる場所がない。林道散策では馴染みの松で、鳥さえ警戒しいて止まったのをあまり見たことがないぐらいだから、まさか通路にしているとは考えもしなかった。
松から近い西の巣は300メートル、東でも300メートル以上ある。このリスも西の方向へ移動していた。
もし周辺で一番大きなコナラ林へ出かけていたとしたら、さらに東へ100メートル以上走らなければならないし、リスは予想以上に移動していることになる。それとも別のエサが周辺にあるのだろうか。

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