新たに発見した樹洞の水たまり。これもすぐ涸れそうにない。
左下の小さな水たまりの中にあったアラゲキクラゲ。誰かの歯形が。
水たまりの下に鳥の糞が。中にマンリョウのタネ(?)が。
運動がてら少しだけ林道へ行ってきた。
土曜日ということもあり、林道は幕山梅林から登ってきたハイカーでにぎやかなんてものではなかった。
林道や散策道のあちこちで大きな声が響き渡り、20名ぐらいの団体が数組と、数名のグループから一人二人まで、ゾロゾロ歩いているのに出会う。
これはもう森の中がお祭り状態である。とても野生動物が出てこられる状態ではない。
それでトットコ歩いたあと、フクロウの森へ入り込み、樹洞を探したり、エビフライや食痕を確認してみた。
そしたら大きな樹洞は発見できなかったものの、また小さな洞の水たまりを見つけた。
その水たまりの手前の小さな穴の中になんとアラゲキクラゲがあったのだ(写真左下の小さな水たまり)。しかも誰かが齧ったあとがはっきり残っている。
isa隊員にもらったルーペで確認すると鳥ではない歯形がある。ここで食べようと運んできたのだろうか。乾燥したものを誰かが水で戻ししているみたいだったが、まさかそんなことはないだろう。
キクラゲはこの木の上にはなかったし、周りを見ても発見できない。ただこの周辺によくあるから、これを木の根元に運んで食べたものと想像した。そんなことをする動物はリスかネズミである。
で、歯形の大きさからリスではないかと思った。リスはキノコを食べると言われているから、その確率が高い。
また、この水たまりの下に鳥フンがあり、マンリョウのタネ(?)が入っていた。鳥も動物もここで水を飲んでいるようである。
話は変わって、
以前リスの糞とした写真、繁田真由美さん(リス・ムササビ研究者)を介してリス研究の第一人者、林典子(旧姓、田村)さんに同定をお願いしたところ「リスの糞でしょう」とのことだった。
やっぱりそうだった。これで一つすっきりした。
もう一つ話は飛んで、isa隊員のHPのオオコノハズクの写真、とてもすばらしかったね。東京のど真ん中にこんなのいるんだ、とびっくり。
ということは食べ物があるからだが、でもそれは何だろう。
植物写真家がついに動物写真にも手を出しそうな気配。いいね〜。

0