「ニホンイタチの駈跳(かけとび)・常跳(なみとび)」
イタチ
林道を跳んで渡るノウサギのような足跡発見/
赤線で囲んだ部分/進行方向右の前2つそろったのが後ろ足?
ガードレールの縁石に4本足をそろえて着地/
同じ日、これも一見誰のものか分からない赤線で囲んだ足跡を別に見つける。
ちょっと見、ノウサギのものに見えるが、林道をポ〜ン、ポ〜ンと3歩で跳んで、3歩目はガードレール縁石の上に4つの足が重なった状態であった。
そして、ガードレールをくぐり、一段下にある細い直径5センチにも満たない小枝の切れ端に見事に着地し、その上を歩いている。足跡の幅は3センチほどである。
ガードレール裏から、一段下の地面の細い枝へ跳ぶ/
そして、それを拡大した最後の写真の肉球の開き方を見てほしい。これってテンではあり得ないイタチにしかできない足形である。
http://ameblo.jp/aperio23/image-10446706486-10394280343.html
指を一杯に広げた本来モミジ葉形状だろう/
しかし、一跳びが長靴の跡から計算したら80センチほどもある。イタチもこれぐらいは跳べるのだろうが、前項のテンの場合、前足が前2本で、後足は前足を追い越していない。
それが掌の大きさで分かったが、イタチの場合は確かな判別がつかない。
でも、力一杯跳ぶときは後足を揃えるのが普通だから、たぶんウサギのように後足が前足を追い越しているのだろう。
あの胴長短足でそんなことができるのだろうか?

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