以前釣り上げた2,3キロ、123cmの巨大タチウオ/額が蛍光色/
昨日、たぶん一ヶ月以上ぶりぐらいに釣りをした。
ここのところお客さんに釣りをさせるばかりで自分でサオを出すことが少なかった。でもその写真は撮っておらず、何も貼るのがないから以前釣り上げた2,3キロの巨大タチウオを復活データからアップ。
最近、魚が食べたいときは親しいお客さんが大漁したのを2、3匹もらうとか、仲間からオカズをもらう、はたまた先日のようなトラフグだとかがあるからあまり不自由はしない。
今日も釣りのついでに隣りの船からヤリイカ2ハイをもらってきた。
また、かみさんにネコのエサを頼まれると、もちろん自分でも釣るが、お客が釣っても持ち帰らないでリリースするサバなどを頂いてしまうってことも多い。
けど、昨日のブログに書いたように、お正月用の魚というのが頭にあり、客も少ないし久々に釣りをすることにした。
ここのところ調子良かったアマダイ釣りだが、しかし、昨日はアタリが少ない渋〜い一日。
それでも船長だけはなんとか数をのばし、1キロのオニカサゴや大型ホウボウなどの外道も釣り上げ、ネコ用のサバも確保、まあなんとか食料分を調達できた。
そして最後の最後にドラマがあった。
前日釣れた大型のアマダイに狙いを絞り、浅瀬に移動して一発狙いしてたらこれが大ヒット。はじめ小さなアタリで何か掛かったかな、って程度の引きだったのに、巻き上げを開始したら途中でいきなりサオ先が海面に突っ込んだ。
何度か強烈な突っ込みをかわし、しかし海面近くまで引くものだから、ひょっとして別物?って不安になったが(普通水圧の変化で途中からおとなしくなる)、ハリスをたぐるとユラユラとでかいアマダイが浮いて来た。
昨日の1,2、3キロのアマダイよりもさらにでかい、1.5キロはありそうなもの。(あとで計ったらぴったりだった)
しかし、この大きいのは尾頭付きにはできないし、どうやって食べようと思案してたら、仲間が売れ売れと言う。昨日キロ弱のアマダイが市場で6000円、明日なら正月価格でキロ8000円はするだろうと。ということはこれ一匹で12000円になる計算。
漁港の冷蔵庫に入れておけば明日朝ついでに小田原市場へ出してやるよ、というありがたい言葉に、食べるのをやめて出荷することにした。正月用にはイケスに活かしたオニカサゴや小さいアマダイもある。
だが、写真の大型タチウオを釣ったときなど、あまりに旨そうなのは売らずに食ってしまうことがよくある。タチウオは塩焼きが好きだから小分けしてすぐ食べられないのは冷凍し、しばらく堪能した。
アマダイも昔からたくさん釣ってきたが、これまで刺身やコブジメ以外には干物ぐらいしか旨く造って食べていないのがある。だから売らずに食おうとならなかったかも。
アマダイの高級イメージは京料理などに代表されるようにプロが幾重にも手をかけたもの。1,5キロのアマダイはシロウトには手に負えぬような気もしているのだ。
でも次に大型を釣ったら、あれこれ失敗しながら試してみよう。
今日は午後からまたアマダイ釣り(キャンセルにならなければ)。もう一匹でかいのを狙ってみるかな。

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