林道入口ゲートからどちらも1キロ以内/
アラゲキクラゲ/
お昼前から2時間ほど林道へ行ってきた。
いま林道は入口ゲートから5キロの舗装が切れるあたりで工事が始まり、3月いっぱいまで通行止めになっている。
なので自由が利かず困るが、まあ寒いし、その間の片道2キロぐらいをテクテク歩いてきた。
そしたら前回見なかった場所にイノシシの穴がメチャ増えていた。アバウトだがゆうに30箇所以上あっただろう。
穴は相変わらず縁石の上やガードレール脇ばかりに多かった。これはクズがそんな日当りのよい場所を選んで生えるからだろうと思っている。
しかし、こんなことはこの10年で初めて。
今年特に穴が多い原因は、昨年コナラのドングリがまったく実らなかったからと思ったが、林床をよく見ると小さく未熟なまま枯れたドングリがびっしり落ちている。
考えてみれば、昨年は大きな台風が何度か通過し、大木が倒れたり、無数の枝が折れて林道へ散らばっていたのがあった。いまだ倒木の根っこがむき出しでたくさん残っているから、相当な被害だったのだ。毎年大きな台風が続くから慣れっこになっているようだ。
そんなデコボコの林道脇を見ていたら一本の木に見たことあるようなキノコがぶら下がっていた。ひょっとしてアレか?
望遠レンズで見ても確信がもてなかったが、縁石をエイヤっと登ったらやはりアラゲキクラゲだった。
こいつは炒め物はもちろん、あんかけラーメンなどにするとコリコリしてとても美味しい。
ありがたく、たっぷりいただいたのだ。

0