フモトスミレ/2010/4/21撮影/
鬼の霍乱で風邪をひいてしまい、昨日一日ふとんの中で過ごした。なので、森へも行けないからいつものパソコン内探検。
今回の探検は植物を覚え始める前、2010年〜2009年あたりの写真の中に何か植物にカメラを向けたのや、まぎれて写っているものがないか調べてみた。
だけど、その頃は動物一本やりで、いくら探してもまったくと言っていいほど植物を撮ってなかった。せいぜい昆虫や鳥が見つかるぐらい。
植物は種類がたくさんありすぎて、覚える気もなかったのだ。
それが、隊長やisa隊員、k-ta隊員と森を歩き始め、「エエッ! これ知らないの?」とみんなに何度も一斉に振り返られたり、isa隊員の著書「日本の野草300・冬春編/夏秋編」をいただいたりするうち、いつのまにか動物をほっぽらかして日々植物三昧となってしまったのだ。
でも、植物を知らない頃の古い記憶の一つに尾根の上の白い小さな花があった。
タヌキのタメ糞場で視線を低くしているときに発見したが、それが何だったかなぜか気になっていた。
植物観察を初めてから、そのうち確認に行きたいと思っていたが、それが春だったし、花の時期は短いし、なかなか実現できずにいた。
ところが2010年4月の写真を見ていたら、なんとその白い花が出てきたのである。
どこか印象的だったのだろう、これだけ数カット撮影していたのだ。
写真を拡大してみたら、葉裏がムラサキで、これがフモトスミレであるのが分かった。
ここは遊歩道も作業道もない森の中の小さな尾根。まず誰も来ない場所だけど、フモトスミレは毎年人知れずここに咲いてたのだ。
この写真を見ていて、ふとフモトスミレの後の葉だけの植物が気になった。なんだろう、見たことがない?
で、キク科だろうとアタリをつけ、色々調べてみたら、どうやらヘラバヒメジョオンのようである。
こんなふうに何かの写真のバックにまぎれているものがないか色々見ていったら、次の面白いのを発見した。
不明種?/2010/5/25日撮影/
これってひょっとしてトウゴクサバノオって可能性がない?
例の場所ではないですが、それとも・・・。
キノコは当然のことながら分かりませぬ。

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