大きな倒木の上にあったテン糞
少し離れてあった小鳥を食べた糞。必ず短い羽軸が入っているが、尾羽を齧り落とすときに残るものだろうと想像している。
NO,2を単独で撮ったもの。卵鞘(卵魂から訂正)は糞の内容物にみえる
NO,2を拡大したもの。カマキリの卵鞘でまず間違いないだろう
NO,3を拡大したもの。これだけだとカラスのペリットにもみえる。
7日は久々にテン糞の観察をした。
最近林道でテン糞を見ることが少ないのだが、これは私が植物にばかり目が行くからだろうと思っていた。しかし、糞を見ないのがしばらく続いているからそうとばかり言えないかもと思い始めた。
理由はいくつか考えられるが、とまれ今回は人の入らない作業道のぶっとい倒木の上に4つの糞が乗っていてこれを観察した。
まだ水洗してないのだが、このうちのNO,2とNO,3がこれまで見たことのないものだった。
NO,2とNO,3のアップ写真を載せるからよく見てほしい。茶色の物体は幾重にも小さな穴が空き、昆虫の殻でなく、カマキリの卵鞘でまず間違いないだろうと思える。ただ、テンの体内を通過したためか少々つぶれているようでもある。
NO,2の方はネズミかヒミズあたりの毛に交じっているが、NO,3は単独、もしくはNO,2から分離したものともみえる。軽いから動いたかな?
そして、テンがカマキリの卵鞘の中の卵を食べることがあるのだろうか、というのが今回の疑問であるのだ。
NO,1はサルナシの皮が見えるし、少し離れてあったNO,4は小鳥を食べたものと分かり、水源への作業道のテンは丹沢のテンと違いけっこう豊富なメニューにありついているようである。

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