2011/2/10
〜ひとりではやっていなかった。
リスクが無いとは言い切れないLine。
付き合ってくれた高ぽ〜に感謝。〜
hi-boolに気持ちが向くことはあまり無いが、
そんな私でも、
頭の片隅に何本か登りたいLineがある。
こいつもそのうちの一本だった。
ブローのトポにある高そうな岩の写真を眺めていると、
こいつをTryしてた頃受けていた胸を締め付けるようなプレッシャーが蘇った。
2月7日(月)高ぽ〜と尾平へ。
駐車場についてすぐにこの岩の前に立った。
威圧感は当時受けていたものと全く変わっていない。

撫子岩の直登、Full SpotV10や風の子V9・真龍V11と同様にこいつも開拓当初からのProjectだ。
ウォーミングもそこそこに早速取り掛かる。
一手一手、懐かしさを感じながら進める。

まずは当時行き詰った場所のMOVE選定。
Holdは全て覚えているので、どのMOVEを選ぶか。
ブランクセクションにある2つの結晶保持は、昔と変わらず厳しいまま。
少し下のサイドホールドがアンダー気味に引けることに気付く。
足場となる結晶も最近Tryされていたためかすぐに発見できた。
おかげでランジの体制は完成。
悪いHoldを保持するより、ランジした方が安全に足から落ちれると判断。
MOVE確定。

次、
ランジできっちりと落ちる練習。
まずは上を向いたままマットに落ちる。
次、リップを見ながら左手を離して落ちる。
次、リップを見ながら左手を離し足で伸び上がって落ちる。
次、リップを見ながら伸び上がって左手で壁をたたいた後落ちる。
次、リップを見ながら蹴りあがって、リップをたたいた後落ちる。

・・・?
落ちてない。
ものすごく冷静であった。
すぐさま右手を添えて足を上げ乗り越した。
そしてとことこと取り付きへ。
登れたんだ、?
あまりに動作に夢中で実感がわかなかった。
登れた・・・。
数分後ようやく実感。
当時登った左カンテに逃げるline、未完の大器は消滅。
もう未完ではないのだから。
ようやく完成した。
『 憂い無し Ungreded 』
数字の似合わないLine。

人工物の似合わないLine。

まだまだ質の高いLineが眠るこの山、
いつまでもみんなで大切にしたい。
憂いの残らぬように。

高ぽ〜も
『雄叫び』の核心を気合で抜け、
きっちり6mのスラブをトップアウト!
今回のパートナーも最高だった。
その後、私は他のProjectを数本さわり、
高ぽ〜もV6前後を。
14時に撤収。
Takと待ち合わせた高瀬のエリアは雪で閉ざされていた。
結局後半戦はなし。
5
リスクが無いとは言い切れないLine。
付き合ってくれた高ぽ〜に感謝。〜
hi-boolに気持ちが向くことはあまり無いが、
そんな私でも、
頭の片隅に何本か登りたいLineがある。
こいつもそのうちの一本だった。
ブローのトポにある高そうな岩の写真を眺めていると、
こいつをTryしてた頃受けていた胸を締め付けるようなプレッシャーが蘇った。
2月7日(月)高ぽ〜と尾平へ。
駐車場についてすぐにこの岩の前に立った。
威圧感は当時受けていたものと全く変わっていない。

撫子岩の直登、Full SpotV10や風の子V9・真龍V11と同様にこいつも開拓当初からのProjectだ。
ウォーミングもそこそこに早速取り掛かる。
一手一手、懐かしさを感じながら進める。

まずは当時行き詰った場所のMOVE選定。
Holdは全て覚えているので、どのMOVEを選ぶか。
ブランクセクションにある2つの結晶保持は、昔と変わらず厳しいまま。
少し下のサイドホールドがアンダー気味に引けることに気付く。
足場となる結晶も最近Tryされていたためかすぐに発見できた。
おかげでランジの体制は完成。
悪いHoldを保持するより、ランジした方が安全に足から落ちれると判断。
MOVE確定。

次、
ランジできっちりと落ちる練習。
まずは上を向いたままマットに落ちる。
次、リップを見ながら左手を離して落ちる。
次、リップを見ながら左手を離し足で伸び上がって落ちる。
次、リップを見ながら伸び上がって左手で壁をたたいた後落ちる。
次、リップを見ながら蹴りあがって、リップをたたいた後落ちる。

・・・?
落ちてない。
ものすごく冷静であった。
すぐさま右手を添えて足を上げ乗り越した。
そしてとことこと取り付きへ。
登れたんだ、?
あまりに動作に夢中で実感がわかなかった。
登れた・・・。
数分後ようやく実感。
当時登った左カンテに逃げるline、未完の大器は消滅。
もう未完ではないのだから。
ようやく完成した。
『 憂い無し Ungreded 』
数字の似合わないLine。

人工物の似合わないLine。

まだまだ質の高いLineが眠るこの山、
いつまでもみんなで大切にしたい。
憂いの残らぬように。

高ぽ〜も
『雄叫び』の核心を気合で抜け、
きっちり6mのスラブをトップアウト!
今回のパートナーも最高だった。
その後、私は他のProjectを数本さわり、
高ぽ〜もV6前後を。
14時に撤収。
Takと待ち合わせた高瀬のエリアは雪で閉ざされていた。
結局後半戦はなし。


投稿者:tajippei