また、映画を観て来たよ。
「
ワールド・ウォーZ」
面白かった?、と言えば面白かった。
ゾンビが世界中に広がって行くもの。
似たような設定の映画はあったなぁ〜と思いつつ、だけど・・何しろ、始まってから〜ラスト数分までの間、ずっと〜ハラハラ


ドキドキ


のしどうしで、目をそらしたり、まして退屈する時間は無かった。
結局、ゾンビに感染する、最初の源は解らぬまま、一時解決はしたけど、今後も戦いは続く、感じで終わるけど・・・退屈はしなかった。
今月は、よう映画観たなー。
結構、どれも面白かった。
映像が迫力あるのから、心にジーンと来るものまで。
そういや、宮崎駿の「
風立ちぬ」が公開されてから、賛否両論だと新聞なんかで騒いでる。
何が言いたいのか解らない、とか、あの時代に主人公の葛藤が無く共感しがたい、とか〜〜で。
まー・・・そういう風に見れば、そうも思えるかなー?・・・だけど・・・
私は、そこまで批判的には思えなかった。
確かに、これまでの作品とは全然違うし、
戦時中の話でも、戦争についての思いなどは、ハッキリ出てこない。
私は、でも、きっと「こう思ってるんだろうな〜、こう感じてるんだろうな〜」という想像で観れた。
この間NHK

「プロフェショナル」で、その製作までの工程などを見たけど、
宮崎駿自身、そういう反響は覚悟してた風な感じはあった。
かなり苦しんで作った様だ。
確かに、目立った山場という場面は無く、激動な時代に生きた、生きねばならなかった一人の人を淡々と描いていた、感じ。
どんな時代にでも「生きて」行かねばならない、って事がある。って事みたい。
それは、今の時代にでも同様なのだ、って事みたい。
そう言う事全部ひっくるめて、解りやすい説明的なことは全く無い映画ではあった。
だから、賛否両論、なのかな。
見る側が、どう感じるか?かな?
でも、実在した主人公は・・・激しい感情の波の無い、淡々とした人の様だったけど、内は、燃える激しいものを持ち、真直ぐに進んでいた人に思えたなー。
それと・・ただただ「美しい」飛行機が作りたかった、んだ。(そこん所が、また反感を持たれたみたいだけど・・)
ホントの気持ちを、大々的に表に出せない時代の中で、必死に生きて来た事を、ほんのちょっとした細かい表現で思いの大きさ、大切さを描こうとしていたのかも〜・・
一つ言える事は、
これまでの作品の様に、子供を連れて行っても、子供には全然面白くないだろう、とは思う。
今までの様な、ファンタジーな要素は全くない。
それは、それまでは必ず子供の目線も考えてた宮崎本人も最後は、そんなことは言ってられないって思ってたみたいだ。
何故かは、解らないけど・・・苦しみ苦しみ、どうしても作りたかった映画ではあるようだ。
私は、そんなに深く考えてなかったけど・・あんまり批判が多いと聞いたので、「そうかなぁ〜」と、もう一度観てもいいかな〜って思った、くらい。
擬音が全て、人の口で作られてるのも、確認しながらね。
あまりにも、これまでの「宮崎駿」作品と違い過ぎるから、皆んな動揺してるのかな??

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