近鉄大阪線の区間準急は運行時間帯により4両の列車から10両の列車まで様々で、趣味的には面白い種別って言えるのですが日中の列車は4両編成が殆どで「これで十分って思うと何か寂しいなぁ」って思ってしまうこともある程です。4両の列車ばかり見た後に6両編成を見ると「長い」って思ってしまうこともある程で、「区間準急=4両」というイメージが抜けないといつまで経っても「6両編成は長い」って思い続けることになりそうです・・・
区間準急は多くの列車が大阪上本町〜榛原間の運行なのでトイレの無い編成で統一された組み合わせになることも多く、トイレ付きは2610系位しか見ることが出来ませんが同系は初期車(X11〜X16)と後期車(X17以降)で仕様が異なるので狙う楽しみがあり、特に内装が他の編成と異なるトップナンバーのX11は実際に乗れたり撮影出来たりすると嬉しくなります。X11は新造・車体更新・B更新の全てが第1号という記念すべき編成でもありますが、新造から既に40年以上が経過しており廃車まで第1号にならないように願いたいです。
写真は河内山本〜高安間及び法善寺〜恩智間で撮影した大阪方から1430系VW32+2610系X11の区間準急ですが、1枚目は上本町9:55発の5945レで、2枚目は榛原11:27発の6142レです。この日は高安付近で撮影した後に恩智の先まで歩いて移動して撮影したので往復共に記録することが出来ましたが、私的には長い時間撮影しているとは思っていなかったので「まさか復路も撮影していたとは」って後になって思ってしまい、驚いてしまいました。
大阪方のVW32は信貴線の運用にも入る編成で「この編成とX11が組むとは珍しいなぁ」って思ってしまいましたが、VW31やVW32が他の編成と組んで運用に入る姿は見る機会が少ないので得した気分にもなり、次は急行での姿を撮影したいです。普段支線の信貴線で走っている車両が本線の大阪線で走っているのを見ると「やっぱりVVVF車は本線で走らせないといけないよなぁ」って思ってしまうこともありますが、VW31とVW32はワンマン対応車ではないので本来ならもっと多く大阪線で走っていてもおかしくなく、何で信貴線専用車に近い形にしているのかが気になります。名古屋線にいる同系車のVW33とVW34は急行の増結にも多く使われているのに・・・