阪伊間を走る近鉄の一般列車は急行と快速急行があり、どちらもトイレ付き車両を含む編成が充てられていますが今の土休日ダイヤは午前中に大阪上本町を発車する殆どの列車がクロスシート車(5200系またはL/C車)の運用になったので「長距離列車らしくなったな」って前より感じられるようになりました。午前の列車でロングシートの2610系が充てられるのは上本町10:15発の1021レだけですが代走の時は他の列車でも見られるので狙ってみると結構面白く、撮影出来るとラッキーって思えることもあります。ただ実際に乗るなら5200系の方がいいですが・・・
代走は5200系が検査入場している時に見掛けることが多く、最近ではVX05(2250系塗装車)が五位堂入りしている際に見られましたが私としては721レ(上本町7:15発五十鈴川行き)を含む運用が代走にならなければ良く、朝の楽しみが残れば問題無いって思っています。2610系もクッションは柔らかいので座り心地は良いものの長距離移動には向いておらず、トイレも和式のままの編成が多いので代走だと格落ちって感じがしてしまいます。
写真は五十鈴川行きの阪伊間急行に充当される2610系ほか6両編成ですが1枚目は河内山本〜高安間を走る大阪方から2430系W42+2610系X19の1021レ、2枚目は高安〜恩智間を走る大阪方から1436系VW36+2610系X16の1121レです。2枚目の1121レは本来5200系の列車なので代走になりますが、この日はVX05の検査入場に加えVX01とVX06が高安南車庫で休んでいたのでVX04しか稼働しておらず、「休日でこの低稼働率は酷いなぁ」って思ってしまいました。運用の都合なので仕方がありませんが・・・
2610系は阪伊間急行に使われるトイレ付きの車両では最古参ですが現在も全ての編成が健在で、2度の更新を受けて活躍を続けていますがX24とX25はB更新の際にトイレが洋式化され、他の編成より格が若干上な気がしています。X24は7月始めに検査出場したばかりの2680系X82が故障したことにより鮮魚列車の代走を務め、25日(土)の午前中をもって一度は終了したものの27日(月)より再び代走を務めており、いつまで続くのかが気になりますが早く2680系と共に元の運用に復帰してほしいです。それにしても2680系は今後どうなるのかが心配で、故障→復帰→また故障の繰り返しだと最悪廃車の可能性もあるので気になっています。