9月いっぱいで長年に渡り南海線系統で活躍してきた7000系の定期運行が終了し、今月3日のさようならイベントをもって完全引退しましたが高野線の方でもこれまでに無いと見られる大規模なダイヤ変更が行われることが決定し、これまで近鉄を中心に撮影してきた私も久し振りに高野線・泉北高速線を撮影しに行こうかなって思っています。7000系・10000系の旧塗装もピーチラピートも撮影しないまま終わってしまったので高野線方面の現状だけでも記録しておきたいので。
高野線・泉北高速線のダイヤ変更は12月5日(土)に行われることになっていますが長年に渡り準急が主力だった泉北線直通列車に座席指定の特急が加わり、更に区間急行も終日運行されるようになるので難波〜和泉中央間の速達に重点をおいた変更になりそうです。運行形態も大きく変わり泉北線内は現行の準急5本から区間急行・準急・各駅停車が各2本ずつの計6本になり、1本増える形になりますが区間急行は中百舌鳥に停車しないので各停はその補充用と見られ、深井から和泉中央までの各駅は輸送力がUPすることになります。
泉北線直通の準急は日中は6両編成を基本とし朝と夕方以降は8両編成が多くなりますが数年前は平日朝に10両編成も走り、近鉄の阪奈間快速急行や大阪線快速急行・準急に負けない迫力がありました。末期は泉北の車両だけが充当されていましたが本数が多かった頃は南海の車両も充当され、片開き扉の6000系を含む長大編成は近鉄には無い凄さを感じられました。8両編成が最長になった今ではそれも思い出話ですが・・・
長年に渡り高野線〜泉北線直通列車の主力として走り続けてきた準急は歴代の泉北所属車両が全て充当され、現在は3000系・5000系・7000系・7020系の4形式が南海所属車両と共に活躍していますが日中は5000系を除く3形式が走るので5000系を撮影したいって思ったら8両編成が多くなる時間帯に行くしかなく、「小回りの利かない車両は使い勝手が良くないなぁ」って思ってしまうこともありました。5000系は南海線内を走る車両では唯一の8両固定車で、7000系や7020系にも採用されている車体塗装を泉北で初めて採用した形式でもありますが7000系が登場するまでは日中に見る機会が殆ど無く、馴染むのに時間がかかりました。東武の鋼製通勤車にも似ていたので「東武の塗装を真似したな」って思ったこともありましたし・・・