きんてつ鉄道まつりの五位堂会場では子供向けイベントの一つとして電車と綱引きを毎年実施していますが使われる車両は毎年変わり、今年は電動貨車のモト97・98が使われたので電車と綱引きならぬ「電動貨車と綱引き」になっていました。普段見る機会が少ない電動貨車を子供向けイベントに使ってくれたことに私は「事業用車両に華やかな舞台を与えるとはさすが近鉄」って思ってしまいましたが綱引きでなくても鉄道まつりの時は出番を与えてほしいです。
電動貨車が綱引きに使われるのを見たのは2012(平成24)年の鉄道まつり以来3年ぶりですが、窓の部分に目があるのとヘッドマークが取り付けられるのは共通で「3年前とそれ程変わっていないな」って感じました。奥には入換車(元1600系モ1653)もいましたが電動貨車は自走可能なので出番はなく、パンタグラフも降下したままでした。
綱引きが終わった後は電動貨車の前で記念撮影も出来ました。これが出来る機会は滅多に無いので良い思い出になったのではって感じましたが次は入換車と綱引きをやってくれたら面白く、是非検討してほしいです。なお参加してくれた子供たちにはおしぼりのサービスがありました。
最後は床下見学の模様です。今年は1437系VW42が使われましたが2両固定車は床下機器が多い分見応えがあり、VVVFインバータ装置を間近で見ることが出来たので良かったと思いました。危険防止のためヘルメット着用でしたが普段見られない場所から見られるということもあって行列が出来ており、「毎年のことだけど人気があるな」って思ってしまいました。次は9020系を使ってほしいです。