近鉄大阪線の朝6時台は上本町発の下り急行が少なく、平日ダイヤでは621レ(6:12発宇治山田行き)と625レ(6:47発青山町行き)の2本があったものの土休日ダイヤでは621レの後は721レ(7:15発五十鈴川行き)まで1時間以上も無く、早朝とは言え少な過ぎるのではって感じることもありました。新ダイヤではこの点が見直されこれまで名張始発で運行されていた723レ(五十鈴川行き)が上本町発に変更されて625レになり、土休日における急行の1時間待ちが解消されましたが今度は同じ時間帯に上本町発の阪伊間急行が2本設定される異例の展開になり、趣味的に面白いことになってきました。
723レの始発駅変更で誕生した(新)625レは5200系4両編成が充当され、821レの車種変更と併せて土休日朝の阪伊間急行は5200系が集中することになりましたが(新)625レの5200系化は予想外だったので驚いてしまい、「まさか5200系になるとは・・・」って思ってしまいました。平日の方はまだ確認出来ていませんがこちらも5200系化されていると見られ、上本町近辺で幌付きのク5100形の顔がハッキリと見られるのは嬉しいことです。
(新)625レの設定でこれまでの625レは627レに列車番号が改められましたが(旧)625レは2430系の3+3が充てられていたので平日に721レで伊勢方面へ行く時は早めに上本町入りしてこれを見るのも楽しみの一つでした。先発の(旧)625レと自分が乗る721レとの差を見るのが趣味的に面白かったのですが同じ急行なのに青山越えをするかしないかで格差が大きくなるのも大阪線の特徴であり、何度でも乗ったり撮影したり調べたりする気にさせてくれます。
写真は旧ダイヤの時に上本町で撮影した(旧)625レと721レですが青山町行きの(旧)625レは2430系G39ほか6両編成、五十鈴川行きの721レは5200系VX06ほか6両編成が充てられていました。平日の721レは名張で後ろ2両を切り離し、名張から先は4両編成で運行していましたがダイヤ変更後もそれは継続されており「平日は2両固定車を大阪方面の増結に回さないといけないから全区間6両化は無理なんだな」って 思ってしまいました。こちらも5200系のままなのかが気になりますが全区間6両編成で運行される土休日がそのままなので平日も変わっていないと見ており、休みが取れれば確認したいと思っています。