富山の路面電車は富山地鉄の市内線、富山ライトレールともレールの幅は1067mmの狭軌ですが、地鉄の市内線は南富山で鉄道線とレールがつながっており、稲荷町にあるテクニカルセンターに市内線車両を入場させる際に役立っています(^_^)市内線と鉄道線では架線電圧が異なる(市内線は直流600V、鉄道線は直流1500V)ため機械扱いのディーゼル機関車に牽引されて稲荷町テクニカルセンターに出入りしているようです(*_*)
市内線で最も両数が多いのはデ7000形ですが、冷房改造こそされているものの集電装置はビューゲルのままで、路面電車らしさがあると思っています(^_^)この車両にひし形パンタやシングルアームパンタが似合うとは思えず、交換した車両が1両も出なかったのは嬉しいことであり、バス窓と合わせて昭和の車両らしさを出していると感じています(^_^)
塗色はデ8000形と同じですが、昔は上半分がベージュ、下半分が緑という塗色であり、私は旧塗色の方が似合っているかなって思っています(^_^;)全面広告車もありますが、今回の撮影では撮れていません(^_^;)
デ7000形は南富山駅前〜富山駅前間の列車と南富山駅前〜大学前間の列車に充当されており、富山駅前では片渡りを使って折り返す姿が見られます(*_*)車両には表示されていませんが、南富山駅前〜富山駅前が1系統、南富山駅前〜大学前が2系統となっており、他に3系統として富山駅前→丸の内→大手モール→荒町→富山駅前という環状運転列車もあります(*_*)但し環状運転の列車はデ9000形が限定で使われているため他の形式が入ることはありません。
狭軌の路面電車というのは富山以外では伊予鉄道の市内線で見たことがありますが、都電や東急世田谷線の1372mmや阪堺電車などの1435mm(標準軌)に見慣れているためか、「何かレールの幅が狭いなぁ〜やっぱり路面電車はレールの幅が広い方が良いなぁ〜」って思ってしまったのでした(^_^;)また市内線には一部単線区間がありますが、路面電車の単線区間はまだ乗ったことが無いので機会があれば乗りに行こうって思っているところです(^_^)