「ダイヤ変更後も残った名古屋線L/C車の大阪線運用」
近畿日本鉄道(大阪・名古屋線系統)
2014(平成26)年9月のダイヤ変更で大阪上本町へ入る名古屋線所属の5200系列による運用がL/C車に変更され、滞泊先も上本町から高安車庫へ変更されましたが今回のダイヤ変更でもそれは継続されており、5200系列への再変更は行われませんでした。ただ夜の5020レが急行化されて2020レになったり朝の621レが上本町6:01発(平日は6:00発)に繰り上がったり小さな変化はありましたが。
土休日ダイヤだと621レに充当された後は930レで名古屋線へ戻り、その後は1131レ〜1330レで名古屋〜五十鈴川間を往復して富吉車庫へ入庫していましたが新ダイヤになってからは930レで名古屋線へ戻った後折り返し回送で富吉車庫へ入庫しており、1131レ以降は5200系列の運用に変わっていました。ダイヤ変更間もない21日(月)に蟹江へ行って撮影していた時にわかったのですが前のダイヤでは11時台に富吉車庫へ入庫する急行編成は無かったので驚いてしまい、「名伊間を1往復せずに入庫するようになったのか」って思ってしまいました。
名古屋線L/C車による阪伊間列車は上りは夜遅く下りは朝早いので撮影するのは楽ではなく、ダイヤ変更で上りは更に遅くなった上に下りは更に早くなったので上本町近辺で記録するのはより厳しくなった気がしていますが2610系や2800系のL/C車を撮影するにはそれを克服しなければならず、常に早起き出来るようにしないといけないです。運が良ければ新内装のX27を撮影出来るかも知れないので早起きする価値はあり、同編成が撮影出来なくてもロングシートのFC92やFC93でなければ得した気分になれます。特に5800系DG12なら尚更です。
写真は高安で滞泊したL/C車による運用列車を撮影したものですが1枚目は鳥羽から名古屋へ向かう930レ、2枚目は宇治山田から鳥羽へ向かう871レです。930レは宇治山田、871レは五十鈴川での撮影ですが数少ない普通電車の運用が含まれているのが良く、種別灯非点灯の姿が記録出来るのも趣味的に面白いです。撮影した編成は大阪・名古屋方から1233系VC42+2800系AX13でしたが871レは621レを種別変更してそのまま運行している列車なので実質急行であり、621レのまま鳥羽まで運行しても問題無いって思えるのに何故別列車扱いにしているのかが「?」です。