「リノベーションで雰囲気が変わった阪神5500系」
阪神電気鉄道・山陽電気鉄道
最近の話になりますが尼崎工場でリノベーション工事中(?)の5500系に黄色や緑色といった塗装を施した車両が現れ、「一体何なんだ!試験塗装か?」って思ってしまいました。更に中間車の先頭車化改造もしており、武庫川線の7861形と7890形の置き換えにする可能性が高くなりましたが増設した運転台は前面に幌枠らしきものがあったため2+2での運用も考慮しているようで、青くない車両による本線普通が見られる日も近いと感じられます。

(2019.2.16 武庫川付近にて撮影)
リノベーション工事でデザインが変わった5500系5505Fです。塗装変更のほか種別・行先表示のLED化、車内表示器のLCD化、側扉の半自動対応化といった接客設備の改善を中心とした工事が行われており、5700系とは違った色合いの青塗装は令和時代のジェットカーに相応しいと思っています。

(2019.2.16 武庫川にて撮影)
リノベーション工事を受けた5500系は接客設備の改善こそ行われたもののVVVFの交換までは行われておらず、以前と変わらない大きい音のGTO-VVVFを楽しむことが出来ます。パンタグラフも下枠交差形のままであるため「東京メトロや都営地下鉄だったらC修相当の工事だな」って思ったこともありますが5500系らしさを残しながら5700系と同等の設備になるのは有り難く、青塗装の編成は勿論これから出て来る黄色や緑色の車両にも期待したいです。