クリスマスが終わり、新年が近付くと初詣や西国七福神めぐりのヘッドマークを取り付けた編成が走り出すのが毎年のお約束になっている阪急電車ですが新型コロナウイルスの影響で今回も終夜運転や大晦日の終電繰り下げ、元日の初電繰り上げを行わないため普段と変わらない運行形態で年を越すことになり、やや物足りなく感じます。阪急の終夜運転は神戸・宝塚の両本線は普通のみの運行でしたが京都本線は普通のほかに快速も運行され、通常ダイヤでは平日にしか見ることの出来ない快速を終夜運転の時間帯だけとは言え土休日ダイヤ扱いの日に見ることが出来たため趣味的に面白かったです。

(2021.12.27 茨木市にて撮影)
初詣のヘッドマークを取り付けて運用に入る9300系9302Fです。このヘッドマークは干支に合わせたデザインを採用しているため絵柄は毎年変わり、記録する楽しみがありますが「コウペンちゃん号」や「SDGsトレイン」のようなラッピング車とは異なり複数の編成が用意されるため狙いやすく、そこが有り難いところです。

(2021.12.27 茨木市にて撮影)
京都線系統における初詣ヘッドマーク付き編成は27日(月)の時点では9301Fと9302Fを確認しており、どちらも9300系の幕車でしたがフルカラーLEDの9303F以降を選ばなかったのは何か理由があるのかって後になって思ってしまい、幕車とLED車各1編成ずつの方が趣味的には良かったのではって感じました。ただLED車も9304Fに西国七福神めぐりのヘッドマークが取り付けられているのを確認しており、しかも今回からデザインが一新されて2種類になったので見所が増えました。