近鉄の狭軌線区は伊賀線と養老線が別会社化されてからは南大阪線系統だけになっており、一般車両は6000番台に統一されていますが本線である南大阪線では最大8両編成で運行され、様々な編成を連結して走る姿は見所があります。2012年の吉野線開業100周年を記念して運行を開始した復刻ラビットカー(6020系C51)は残念ながら終了してしまいましたが「こふん列車」(6020系C75)と「あすか万葉」トレイン(6620系MT22)は引き続き運行しており、「あすか万葉」の方は4両編成であるため吉野入りすることも多いです。

(2019.8.16撮影)
アーチ型の屋根で覆われた吉野駅で並ぶ6620系MT22と26000系さくらライナーです。大阪阿部野橋からここまでは64.9kmであり、急行で十分な距離ですがこの日は思い切ってさくらライナーのデラックスシートを利用し、快適に移動しました。

(2019.8.16撮影)
そして吉野に着いてからは「あすか万葉」トレインを1両ずつ撮影していきました。まずは阿部野橋方先頭のク6722ですが車体の多くをラッピングしている側面とは対称的に前面はヘッドマーク風のステッカーだけなので控えめな感じがしました。

(2019.8.16撮影)
次は中間M車のモ6672です。中間車もラッピングのし方は一緒ですがデザインは異なります。

(2019.8.16撮影)
次は中間T車のサ6772です。この車両からは吉野方より撮影しましたがラッピングのデザインはク6722と同一で、1両おきに異なるデザインになっています。

(2019.8.16撮影)
最後は吉野方先頭のモ6622です。この車両のみ完全に屋根の下に入っていましたが1両分しか屋根が無いところがローカル駅って感じで良く、晴れの時は開放感を感じながら撮影出来ます。なおラッピングのデザインはモ6672と同一です。

(2019.8.16撮影)
4両全車の撮影を終えた後は1番のりば阿部野橋方へ移動し、並びを撮影して改札を出ました。週末フリーパスを使用していたので出入りは自由なのですが自動改札機は設置されておらず、駅員も常に改札口にいるわけではないので普通乗車券利用時は気を付けないといけないって思いました。改札を出た後は吉野ケーブルを見に行ったのですが間引きしていたようで、動いている所を見ることは出来ませんでした。