隅田川橋梁を渡る東武電車は昔からの見所であり、8000系が走っていた頃は狙う楽しみがありましたが現在は特急を除くと10000系列だけになったので少し寂しくなり、6両固定車が主体なので組成の楽しみが少ないのも残念です。日中は浅草〜北千住・竹ノ塚間の普通電車しか走らず、それも6月6日のダイヤ改正で浅草〜北千住間に統一されてしまうので尚更寂しくなり、区間準急と普通が交互に走っていた2006年ダイヤですら懐かしく感じてしまいます。

(2018.9.17撮影)
早朝の隅田川橋梁を渡る10000系6両編成です。リニューアル前からここを渡る姿は見ていますが遠くから見るとパンタグラフがシングルアームに変わったことと屋根上の小さな通風器が無くなった以外は昔とそれ程変わっていないように感じられ、10000系らしさが伝わってきます。

(2018.9.17撮影)
隅田川橋梁を渡る11606Fのクハ11606をアップで狙ってみました。列車は上り区間急行ですが早朝ということもありガラガラでした。

(2018.11.11撮影)
続いては浅草を発車したばかりのクハ11602です。列車は区間急行南栗橋行きですが日光線に直通する一般列車もダイヤ改正の度に本数を減らし、現在は南栗橋までの直通に留まっており昔はいつでも見ることが出来た新栃木行きは過去のものになってしまいました。

(2018.11.10撮影)
最後は夜の浅草で発車を待つ10000系の2両固定車です。撮影した編成は11201Fでしたが8両編成の先頭だったので道路から見ることが出来、しかも夜なのでより綺麗に見えました。しかしこの編成は現在ワンマン対応車になって館林出張所に移ったため浅草に来ることは無くなり、モハ11201は前面の幌枠から金具が取り外されているほかクハ12201も前面の幌が取り外されているので増結車として使うことは出来なくなっています。