阪神電車と阪急電車で運行しているSDGsトレインは9月8日(火)より仕様を一部変更して「SDGsトレイン2020」になり、引き続き直通先を含む各路線を走りますが阪急が各線区ごとに1編成ずつ用意しているのに対し阪神は1000系HS54だけなので狙うのは大変で、阪神〜近鉄間の直通列車に充当されることが多いものの確実ではないので尚更です。SDGsトレインは編成の前後にヘッドマークがありますが阪神車はステッカーで、他編成と連結することがある奈良方の1204は渡り板がある関係でやや小さ目です。

(2019.8.18 今里にて撮影)
神戸三宮行き快速急行に充当される1000系HS54です。SDGsトレインは両先頭車のみ前面を含めてラッピングが施されていますが中間車はステッカーのみで、他のラッピング車に比べると寂しい感じがします。車内は全てSDGs関連の広告に統一されており、乗車すると他の編成とは違った気分になれますが数か月前まで走っていた灘五郷(HS57)とは違って装飾はされておらず、広告が異なる以外はノーマルの1000系と変わりません。

(2019.8.18 今里にて撮影)
快速急行は阪神〜近鉄間を直通する列車で最長距離を走り、土休日は新開地始発もあるので見所がありますがその土休日は8両編成での運行が多いためSDGsトレインは奈良方に2両固定車を連結することも多く、1204の顔を見ることは難しくなってしまいます。SDGsトレインは9月8日(火)から阪急阪神に加え東急電鉄でも運行が始まりますが他編成と連結することがあるのは阪神のHS54だけで、6両単独での姿を撮影するなら平日の日中か区間準急以下の運用に入っているところを狙うのが良いです。