東海道新幹線と山陽新幹線の境界駅になる新大阪はJR東海の管轄ながら同社及びJR西日本の特徴ある新幹線を見ることが出来、気分転換にも丁度良いですが16両編成に統一されている東海道新幹線に対し山陽新幹線は8両編成も存在するのでより面白く、九州新幹線直通列車(さくら・みずほ)に使われるN700系7000番台・8000番台は設備も良いのでお薦めです。更に現在は500系V2編成を使ってハローキティ新幹線なるものも運行しており、車両全体に施したラッピングは可愛さと格好良さを兼ね備えたものであると感じられます。

(2018.9.24撮影)
500系V2編成によるハローキティ新幹線は新大阪〜博多間の「こだま」で運行されており、往路はこだま730号(博多6:40→新大阪11:13)、復路はこだま741号(新大阪11:29→博多15:38)にそれぞれ充当されますが検査等の関係で運行されない日があるので撮影及び乗車の際は注意が必要です。JR西日本の公式サイトには運転日カレンダーが掲載されているのでそれを見れば撮影及び乗車はほぼ確実に出来ますが「こだま」なので自由席が多く、乗りやすいのが良いです。

(2018.9.24撮影)
博多方先頭(1号車)の521-7002です。この車両はイベントカーになっており、新幹線では珍しい(?)座席が一切無いフリースペースの車両ですがキティグッズ等を購入することも可能で、乗ったら寄りたい車両です。

(2018.9.24撮影)
東京方から見た500系V2編成です。新大阪の20番線で直接折り返すので東海道区間に入ることはなく、鳥飼基地で見ることは残念ながら不可能です。これを見るとJR東海も16両編成1323席の法則を崩さずにキティ仕様の新幹線を運行してほしいと思ってしまいますが実現の可能性はほぼゼロです。

(2018.9.24撮影)
新大阪方先頭(8号車)の522-7002です。こちらは普通車自由席であり、窓部分はラッピングされていませんが先頭車というのは中間車に比べて私の中での注目度が高く、車内が中間車と変わらなくてもカメラを向けてしまいます。ハローキティ新幹線の指定席は4〜6号車ですがいずれも座席配置は2&2で、特に6号車は元グリーン車だった車両を改造しているのでグレードが高いです。