河内天美付近で近鉄南大阪線の列車(メインは6020系の大和高田号)を撮影した後、あべのハルカス近鉄本店へ行きたかったので天美から大阪阿部野橋まで移動しましたが百貨店に入る前に阪堺電車の撮影をしたかったのでキューズモールへつながる歩道橋から狙うことにしました。最初は車両に関係無く撮影する考えだったのですがモ601形が発車した後に1001形「堺トラム」がやって来たので「やった!」って思い2枚撮影した後更に下へ移動してもう1枚撮影してしまいました。
堺トラムは前から撮影したいって思っていたので短時間で記録出来たのは嬉しかったですが、後で調べたら現時点で堺トラムは3編成あることがわかり、更にそれぞれ塗装が異なるので「これは全編成記録しないといけないな」って思ってしまいました。これまで単車が当たり前だった阪堺電車で初の3車体連接車であり、最古参の非冷房車モ161形(これは当然単車ですが)との並びも見てみたいところですが稼働可能なモ161形が少なくなってきているのでハードルが高いです。
堺トラムは3編成にそれぞれ愛称があり最初に造られた1001号車は茶ちゃ(ちゃちゃ)、1002号車は紫おん(しおん)、1003号車は青らん(せいらん)と名付けられましたが今回撮影出来たのは1001号車(茶ちゃ)で、初撮影らしくなった気がしています。天王寺駅前と浜寺駅前を結ぶ列車をメインに充当されていますが数年前は天王寺からだと我孫子道までしか行けなかったので路面電車に乗る楽しみが増えた感じがしており、更なる増備を期待したいです。
堺トラムが天王寺駅前と浜寺駅前を結ぶ列車で活躍する一方恵美須町と浜寺駅前を結ぶ列車は現在運行されておらず、阪堺線を全区間乗ろうと思うと我孫子道で乗り換えなくてはならないので「恵美須町も寂しくなってしまったな」って思ってしまうこともあります。阪堺線の恵美須町〜住吉間は本数も毎時3本程度と少なくなり、路面電車らしからぬ運行間隔になってしまいましたがこの区間より更に本数の少ない上町線の住吉〜住吉公園間は来年1月に廃止されることが決まっており、本数減→廃止がこれ以上増えないことを願うばかりです。