神戸本線の岡本に設置されていた旧式の発車案内(パタパタ)が新型に置き換えられることとなり、「ここも見慣れたLEDになるのか」って思っていた私ですが実際に取り付けられたのはLCDで、阪急の途中駅では初の採用になるため驚いてしまいました。時間があれば見に行きたいと思っているのですがコウペンちゃん号が終了して注目の編成が減ったので気の向いた時に行こうと考えており、その時に組み替えられた8000系+7000系の2+6も撮影出来たらって思っています。

(2021.7.20 神崎川〜十三間にて撮影)
話が大きく脱線してしまいましたが写真は神戸本線の特急運用に就く7000系7027Fです。同編成は当初6両固定編成でデビューしましたが後にT7774・T7764を組み込んで8両固定化され、平日朝の宝塚発大阪梅田行き準急で今津(北)線に入線する以外は神戸本線と神戸高速線の2路線だけを走ります。梅田方先頭のMc7027は増結に備えて密着連結器と電気連結器を備えていますが増結があるのは平日朝の特急だけなのでその機能が生かされる機会は少なく、常に先頭に立っている印象があります。

(2021.7.20 十三付近にて撮影)
一方神戸方のM'c7127は他編成と連結しないため自動連結器を備えており、編成の前後で連結器が異なる阪急らしい(?)仕様になっていますが私はどちらかというと密着連結器の方が良いと思っており、特急運用に入っている姿を見た時に自動連結器だと格好良さがやや落ちるって感じます。余談ですが神戸本線の特急は昔よりも停車駅が増え、最高速度こそ115km/hに向上しているものの西宮北口と夙川の連続停車があるため遅くなった印象があり、JR神戸線のさくら夙川対策とは言え夙川に停めたのはやり過ぎではって思うことが今もあります。
あと最後になりますが組み替えられた8000系+7000系の2+6は8032F+7003Fのことで、以前は8032F+7017Fで組んでいました。7003Fは鋼製の6両にアルミ製のT車(7553・7583)を組み込んだ8両編成で活躍していましたがそのT車が編成から外され、7017Fと共にアルナ車両に入場したようで7000系のリニューアル車がもう1編成増えることが決定的になりました。