阪急宝塚本線を走る車両を見ると5100系以外は中間に先頭車を含まない8両貫通編成が多く、見た目もスッキリしているので良いですが1編成だけ梅田方から2+2+4で8両を組んでいる編成がおり、他線区では見られない組み合わせなので気になってしまいます。先頭車同士の連結部は全て幌を繋いでいるので通り抜けは可能ですがT型ワンハンドル車は乗務員室が運転席側、助士側共に仕切られているため5100系のように助士側の空いているスペースに入って楽に立って移動することは出来ません。

(2021.7.27 石橋阪大前にて撮影)
M'c車のC#7124を先頭に走る2+2+4の8両編成です。宝塚方の4両は7000系でMc-T-T-M'cの2M2Tですがいずれは能勢電鉄に譲渡されて7200系化されると思われ、今よりグレードの上がった現7024Fが実現することを願いたいです。

(2021.7.27 石橋阪大前にて撮影)
2+2+4の梅田方は8040形で、8000系最後の新車として1997年3月に3編成が投入されましたが10両編成の減少により余剰気味になり、8040Fと8041Fは2+2の4両を組んで箕面線運用にも入れるようにし8042Fは神戸線に転属しました。その8042Fはリニューアルを受けて内装が一新され、7000系7001Fと組んで運用に入っていますが8040Fと8041Fはほぼ原形のままで、先頭に立たなくなったC#8041はT型ワンハンドルが取り外されて先頭車としての機能を失っています。
※8040形+7000系による2+2+4は梅田方から8040F+8041F+7024Fの組み合わせで、車番は8040-8190+8041-8191+7024-7654-7684-7124です。